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Showing posts from 2015

大晦日

今年もあと数時間となりました。 今年も稲作をしました。 今年の1月は先が真っ暗だったのがなんだか希望が見えてきたように感じています。 来年はそれが少し形になるようにしていきます。 そして、子ができたことで生活が変わりました。 仕事もさらに頑張るようになりました。 家に帰りたいから予定を組んで遂行するようにしました。 子どもが大きくなっていきやすい世の中にしたいと思うようになりました。 現代は住みにくい社会なのかもしれません。 経済活動にすべてが支配されて創造する仕事が制限されています。 もっと創造に対して自由な世界が私は大好きです。 そんな世の中にできるように私ができることをしていきたいです。 今年もたくさんのお力添え有難うございました。 良いお年をお迎えください。

体重計とはかり

家に体重計が必要となりました。 仕事柄、秤をよく使うので秤と兼用で良いのかなと思い、どう違うのか考えました。 少しは調べてもなかなか出てこないので。 まず価格が違います。 フィリピンですが。 5倍くらい違います。 秤のほうが高いのです。 最大積載量と最小メモリはほとんど同じです。 ということは品質の差なのかもしれません。 確かに体重計はちゃちいのです。 たまにしか体重は測らないからなのかもしれません。 体重計は薄いので家に置いてもコンパクトです。 さらに自分で目盛りが見られます。 ただ、海外旅行によく行く人はわかるのですが、荷物を重さを測るのが大変なのです。 特に大きな荷物は。 体重計に乗せると目盛りが見えないのです。 自分で持って測ってそこから自分の体重を引く必要があります。 秤はどうなのでしょうか。 乗せる部分が広いので乗せやすい。 体重も乗れば測れます。 ただ、一人では目盛りは見られません。 秤のほうがなんだか丈夫そうでもあります。 … やはりどちらも一長一短です。 使い方によります。 私はおコメを測りたい時があるので秤のほうがほしいのです。 ただ、値段が高い…。 しばらく考えます。

有機栽培がなぜ良い?その価値知ってますか?

有機栽培がなぜ良い?化学肥料栽培の『超危険な野菜』を発表!: 新発見。BLOG : 有機農業はいつも善なわけです。消費者にとって。 生産者にとって大変なことなのです。 消費者はやっている人たちのことをあたかも誰もができるようなことを言います。 はっきり言って有機農業をして生計を立てている人はすごい人たちなのです。 まず、農薬、化学肥料を減らすことに普通の農家は抵抗があります。 収量が減るんじゃないか。病虫害が出て売れないんじゃないか。 小さい野菜や虫食い、病気の野菜を嫌がる消費者はたくさんいます。 何よりも有機農業をいう手間とリスクを消費者が支払ってくれないことです。 普通の農産物の5倍か10倍払ってくれるなら有機農産物は普及します。 でも、出して2-3倍です。 特にフィリピンは冬がないので害虫がどんどん増えます。 暑い地域だとちょっと水があるとどんどん雑草が増えます。 雨の多い地域だと病気にすぐなります。 そんな大変な環境でリスクの高い農業ができるか。というとなかなか難しいわけです。 … 記事にある亜硝酸塩。 葉っぱの中で分解します。太陽光線を受けて。 ですので露地のほうれん草はハウス栽培に比べて安全です。 なぜ、ハウス栽培するか。 消費者が年中ほしいからです。旬のもののみ食べていたら必要ないわけです。 有機肥料でも植物が吸収する形は硝酸塩です。 亜硝酸塩はソーセージなど肉の加工品にはたっぷり入っています。 … 現在の食べ物や流通は消費者がほしいからそうなったわけです。 品種にしても年中供給にしてもきれいな大きな野菜があるのも多くの消費者の基準なのです。 … 有機農業も完全に安全ではありません。 有機物を使うわけですから人にとっての病原菌が付きます。 昔の日本では人糞を肥やしとして使っていました。 人の腸内に住む回虫など人の体と畑を循環していたそうです。 有機肥料にしても原料から見ないと重金属など濃縮されて畑にやってきます。 … 私たちの体は野菜だけではできていません。 野菜、肉、そのほか食べ物。 水。 空気。 大切なものがいっぱいあります。 それらすべてが安全ですか? 日本では水道水は危険です。塩素が入っています。 歯磨き粉にもたっぷり変なも

季節外れの種まき

新しく、土地が借りれたのでイネの播種をしました。 季節外れなのですが、試験的に。 なぜかというと香りがあるイネの品種の話を聞いたからです。 今までは柔らかくて冷めても硬くならない品種を栽培していました。 あるお客さんから柔らかくて良いけれど香りがないという意見を聞きました。 そこで、調べていると、香り高い品種があると聞きました。 日本でもブレンド米が普及していてそういう混ぜる専門家もいるみたいです。 以前は私は混ざっているとあんまし良くないイメージがありましたが、きちんと 混ぜることで安定した品質を提供できればおいしくなって良いんじゃな いかと 思うようになりました。 フィリピンではよく安いフィリピン米にもち米を混ぜるということがあります。 マーケットではもち米ではないにしろ安いコメとちょっといいコメを混ぜて売っ ていることがあります。 ただ、品質は安定していません。良いときと悪いときがあります。 … まだまだ捕らぬ狸の皮算用ですが、おいしいおコメを提供できるように考えてい ます。

フィリピンの物乞いから考える喜捨

フィリピンは日本と違って国民の貧富の差が激しい国です。 マニラなど大都会はどんどん経済発展していますが、田舎の方は違います。ゆっくりゆっくり時間が進んでいます。 田舎部では物価が比べて安いので現金収入が小さくても何とか生きていけます。 しかし、現金がなく、大都会に住む人たちはどうしようもありません。 現金がなければ生活できないからです。 それで、物乞いをするしかない人たちが出てくるわけです。 そんな物乞いを商売にする悪い人たちもいますが、大都会には物乞いがたくさんいます。 ある時、知人に話を聞きました。 若いカップルに物乞いが来て男性の方がお金をやったそうです。 知人曰く、彼女の前でかっこいいところを見せたかった。からだそうです。 フィリピンではよくある思考回路です。 かっこよく見せたい。 目立ちたい。 他人から良いと思われたい。 けっこう自分が大好きで認められたいわけです。 動機はどうにしても寄付の気持ちが大きいのです。 日本ではどうなのか。 まずみすぼらしい人には寄付はしません。というか警察が来てしまうかもしれません。 物騒な社会です。 思いました。 喜捨に似ていると。 仏教の中では喜捨って修行の一つみたいです。 フィリピンではあるもの、どんなものでも寄付しています。 日本だとお金でしかも額も考えてしまいます。見栄なのかもしれません。 キリスト教の教えかもしれないですが、仏教にも通じるところがあると思いました。 … 私自身どうなのか考えました。 あげたくない気持ちがいっぱいあります。 狭い道路にいるとなぜこんなところにいるのか邪魔に思ってしまいます。 私はまだまだ未熟なので修行が必要です。 … フィリピンの下手くそなキャロリングも記者という修行の一部かもしれません。

不法侵入者

フィリピンの圃場にはいろいろな動物がやってきます。 彼らも食べるためにやってくるのです。 日本でも山から動物たちが食べものを探しに畑に侵入します。 被害が大きいところは畑の周りに柵をします。 それもいつかは破られます。そして新たな作戦を練るわけです。 … ブラジルのダイス圃場にはダチョウがいるらしいです。彼らはダイスを食べるわけですが、人さまは放ったらかしです。 あまりに広大なのでダチョウが食べる分は収穫から比べて微々たる量だからだそうです。 … 考え方それぞれですね。 … 私のイネは水牛に食べられています。 隣の畑にくくってあるのにひもが長すぎてこっちまで来られるのです。 明らかに人災なのです。 誰のかわからないらしいのですが、持ち主は、そこまで考えが及ばないらしいです。 きっと悪気があるわけではないとは思います。 … フィリピンでは考えられないことがよく起こります。 逆に日本ではどうして怒らないのか考えてしまいます。 それくらい日本は全てにおいて整っているのだと思います。 なぜなのか。 人を含む動物の不法侵入及び窃盗があまりないのは日本の野性度が減っているからなのかもしれません。

弁当肥という技術

台風通過中で季節外れの大雨です。 今季の稲ですが、なんだか出穂が少ないように思いました。 肥料なのか水なのか。 肥料は少なく1回多めに散布しました。 総量は同じですが、1回の量は減らしています。 イネがほしいときに少なかったのかもしれません。 ただ、丈は良いのです。 灌水もできる限りしました。 しかしながら、穂の数が少ないのです。 有効分げつが少ないという言い方をします。 なぜなのか。 調べてみると肥料が少ないとのことでした。 その中で ”弁当肥” という言葉がありました。 何という意味なのか。 田植え5日前くらいに追肥をして田植え後の栄養にする肥料だそうです。 それによって田植え後の活着を良くして生長させるようです。 田植えに弁当を持っていくことから弁当肥と言うらしいです。 そう言われるとフィリピンでもそれをしています。 忘れましたが現地でも言葉があるくらいです。 最初、やる理由がわからなかったのです。 田植えしたら早く元気になると言われました。 体内に栄養を保持してるのか疑問でしたし、ちょっとおなかがすいている方が頑張って根を伸ばすだろうと思っていました。 ですので育苗の時には肥料を少ない目にやっていました。 ひょっとしたらそれが理由なのかもしれません。 なかなか思ったようにはいきません。 皆がしている技術には理由があることを改めて思い知らされました。 農業において引く、減らすというのは慎重にしなければならないようです。 … 調べるのは次回、来年の雨季になってしまいます。 準備はできるだけしなければいけないのですが、なかなか結果を見て対処しなければいけないことが多いです。

台風27号NONA通過中

季節外れの台風が来ています。 季節外れと言いつつ、ここ数年、ミンダナオの方には12月ごろ台風が通過することがありました。 以前は、ミンダナオは台風が来ない地域と言われていました。それがここ数年変化してきています。 今回の台風はその台風が北に進路がずれたような気がします。 ルソン島でも大雨です。 しかも速度が遅いのです。 ヤサイ農家は大変です。 雨季のあと、10月に大きな台風、そして12月に台風と回復してきたところで大雨です。 今年の雨季にはエルニーニョで渇水だと言われていて、それを心配してイネ以外のトウモロコシやソルガムを植えた農家もいます。 私も少し植えているのですが、この雨でどうなるのか心配です。 私のイネの圃場はいつも通り水が抜けやすいのできっと問題ありません。 ただ、現地米が出穂している時期なのでそこだけ心配です。 出穂も穂が株あたりに少ないのが気になります。 この雨で来てくれるといいのですが…。 … 安定した気候だと雨がなくても準備ができていいのですが、思わぬ変化が起こると問題になることがよくあります。 気候がどんどん変化してきているので、その大きな変化に対応できるような経営を行なっていかなくてはなりません。 リスクを分散する方法やちょっとやそっとのことでは大きなリスクにならない技術などいくつか取るべき方法がありますが、準備をどんどん進めていかなくてはなりません。

この季節が一番好きです

フィリピンはだんだん涼しくなってきました。 周りはクリスマス気分。関係ないところを見ると電飾がきれいで人々も楽しそう で良いのですが、中に入ると勝手に家の前に来て歌を歌われお金くれと 言われ ます。クリスマスギフトくれと言われます。 クリスマスギフトくれと言われても逆にくださいと言いたいです。私もクリスマ スなので。でも宗教は仏教ですが。 歌うたいに来る人たちの行いはキャロリングと言われます。 上手だったらありがとうとなりますが、へたくそなのがちょくちょくいます。あ る意味迷惑です。しかも何かやらないといけないのでちょっとした恐喝 ですね。 圃場の方はイネが元気に生長しています。今季のこの圃場は生長が良いと言われ ます。 毎回どこかしらの圃場で言われますが、嬉しいものです。 この時期が生長がよくわかり、しかも収穫の勘定もまだなので一番好きです。 さらに、この季節は涼しくなってきて昼夜の温度差があるので朝早くにイネの葉 に露がついてきれいなのです。 一つの圃場は出穂が始まっています。もう一つの圃場はあと半月くらいしたら出 穂が始まると思います。 来年1月中旬から2月にかけて収穫ができそうです。 今季も収穫まで不安と不安と不安の毎日ですが、ほんのひと時、生長を見ている 嬉しさがあります。

恥という意識について

フィリピンで生活しているといろいろ考えられないことを経験できます。そして、日本の素晴らしさ(全てではないですが)を目の当たりにします。 … 最近、気にかかることしか 子どもたちにハポン(日本人)と言われること。 挨拶がペラ(金)と言われること。 … 日本ではなかなか言われません。 私が日本人だからですが、外国人に対してもそうは呼びません。 どうしてそう呼ばれるのか。 親がそう呼ぶからです。 フィリピンは貧富の差が激しく私が接しているのは小学校までしか行けないような人たちが多いのです。 悪い人たちではないですが、やはり教育が足らないように思います。 2番目の金と言われるのも親の影響だとは思いますが、教育なのかなと思ってしまいます。 日本ではどうかなと想像するのですが、恥ずかしくて言えない。と思いました。 … 恥というものが足らないのではないかと思います。 身なりが悪くて恥ずかしいというのはよくあります。 でも、そこまでです。内面に対して、目に見えない事柄に対して、恥はなさそうです。 以前、読んだのですが、知識、勉強というのは目に見えない事柄を認識できるようになる。というものでした。 私の周りのフィリピンにはそれが欠けているように思えます。 フィリピンは経済発展中で日本からも今までにないくらいに企業が来ています。 しかし、私には見せかけの発展なのかなと見えてしまいます。 上流階級は発展していますが、私の周りは変わらずです。 やはり教育なのかなと思ってしまいます。 … ヤサイを育てるのは3ヶ月。 コメを育てるのは6ヶ月。 果樹を育てるのは10年。 ヒトを育てるのは一生。 本質はすぐには変わらないようです。

イネ圃場の訪問者

フィリピンの田畑にはいろいろな動物がやってきます。 渡り鳥 スズメ ヤギ ニワトリ ウシ 水牛 ヒト … いろいろやってきていろんなことをしてくれます。 今回はお隣からアヒルがやって来ました。 … アヒルは土を掻いてくれたりタニシを食べてくれるいいやつなのです。 日本では合鴨農法が有名です。 除草と虫の抑制のために水田で働いてくれているようです。 このアヒルの一家も助けてくれているのでしょう。 … ただ、体が大きいからイネが倒されてしまいます…。

農薬散布

今季、圃場の一部を今までと違った方法で管理しています。 現地と同じような人の雇い方をしています。 圃場の世話をしてもらって収穫のパーセンテージを支払うという方法です。 ですので、お世話してくれている人も収量が上がるように動いてくれます。 … 今までは殺虫剤は散布したことがありませんでした。それでも何とかなっていま した。 運が良かっただけなのかもしれません。 今回、そのお世話している人がカメムシがいるから農薬を撒くと言ってきました。 今まで撒かなかったから大丈夫と思う。といっても聞きません。 もし、収量落ちたら収入下がるわけですから。 肥料もちょっと減らしてその代わりに有機肥料を入れるようにして納得してもら いました。 増やす分には説明いくのですが、減らす分にはなかなか難しいわけであります。 それでだめだったら…。ということを考えるからです。 大丈夫と思うことを少しずつ確かにしていかなくてはなりません。 いっぺんに返ることは難しいですね。 私もそうですが、向こうも生活がかかっているわけですから。 … 今回は殺虫剤と除草剤、使用量の半分を使って、木酢を混ぜるようにしました。 木酢を入れると効きが良くなるからです。きっと。 農薬ってたぶん減らしてもそこそこ効くのだとは思います。 殺虫剤に関しては問題ないはずですが、除草剤はちょっと心配です。 強すぎると稲も枯れちゃうからです。 だからちょっと少なめにしてもらっています。 … 小さなところから減らす技術を培っていかなくてはなりません。

日曜日という呪い

日曜日というとなんだか仕事を したくなる気持ちになる。 今日は日曜日だからいいや。み たいなの。 農業をしているとそんなことな いだけれど。 世の経営者も社長さんもそうだ と思う。 誰が決めたのか、日曜日は休み の日。 フィリピンだと教会へ行く日だ のfamily dayだの言って休みの日になる。 確かにそれも大事です。 でもどうして日曜日が休みなの か。 キリスト教の影響なのか。 昔の日本はどうだったのか。 … 自分の小さい頃からのしきたり だから日曜日になると体が怠慢になるのかもし れない。 とすると、土曜日が休みの時代 に育った人たちは土曜日も日曜日も休みたくな るのだろうか。 日本の祝日はフィリピンにいる と気にしないので問題ない。 フィリピンの祝日はおおきなや つ、クリスマス、新年など。休みたくなる。 でも、フィリピンは勤勉なのか 1/2から働く。周りがそうだと自分の働かなけれ ばならない気もするが、やっぱり三が日は休みたい気持ちにもなる。 やはり、習慣なのだろう。 … 日曜日に限らず、多くのことで 習慣の上で生きていることが多いのかもしれな い。良いことも悪いことも。 その悪い習慣を断ち切ることは なかなか大変なことだろう。 そんなことを思いながら今日も 畑に立つ。

Christmas Illumination along highway in the Philippines. tarlac to moncada

at municipal hall of moncada. along highway, they are selling Christmas lights.

凧あげ

この時期、たまに風の強い日があります。 そんな時、子どもたちは凧あげをして遊んでいます。 構造は日本と同じでプラスチックに棒で骨組みして長い尻尾をつけて糸でつないで飛ばしています。 近頃の日本は電線が多いせいもあってなかなか見ることがないように思います。 ここは平らが広くて電線も少ないので自由に凧あげができます。 … こんな青空の下で自由に凧あげができるのは良いですね。 日本の子どもたちより幸せなのかもしれません。

新米を試食

今年の雨季に栽培した現地米をやっと試食することができました。 稲作を始めて最初のうちはまず自分が食べてみておいしいということを確認してから販売していました。 最近は自分で食べる前に販売しています。時間が合わなくなってしまったことと買ってくれるお客さんが評価してくれるからです。 それでもやはり、自分でも試食します。自分が食べたいものを作るというのもあります。 自分で食べたくないものを人さまに販売できません。 … 今季のおコメもおいしく出来上がりました。 現地米というとぱさぱさで少し冷めると固くなってしまうイメージがありますが、このおコメは違います。 柔らかくてもちもちしています。冷めてもそんなに固くなりません。 そんな品種ですが、収量が他の品種に比べて少ないのです。 ですので、普通のマーケットでは見られません。 また、生産側から消費者の手に届くのに何層か人の手に渡っていくのですが、その中でほかの品種と混ざってしまうのです。 それもあってなかなか小売り店ではお目にかかれないのです。 … 今日も大地を耕しています。 ↓↓同じ世界、仕事に生きている方々↓↓

scramble egg with garlic chve and tomato

Delicious and nutritious for breakfast :) Easy to cook. 1. cut garlic chives and tomato 2. cook scramble egg with tomato and add salt 3. before egg becomes hardened, put cut garlic chives. Rich of vitamins to take for the day.

農薬、化学肥料の功罪

イネの生長に欠かせないチッソ、リン酸、カリ。 追肥として散布しました。 これで数日後にはイネがよく生長するようになります。 それとともにタニシの駆除剤も散布しました。 小さなイネはタニシの害が最も受けやすいのです。 実際、先に田植えしたところではタニシによってイネがない場所さえもあります。 なんとかしなければいけません。 農薬や化学肥料を使っているととても便利なのです。 効きが速いので対処という形で使えます。 それほど準備期間を置かなくてもなんとか害虫駆除や生長の促進が目に見えてわかります。 それほど便利なものなのです。 ただ、今回使いながら感じたのは対処のみであるということでした。 有機肥料の場合、効果が出るのに年月がかかります。 しかし、化学肥料の場合、一週間あれば効果が目に見えます。 となると、土に手間をかけるのを怠ってしまいがちになります。 対処として植物の生長促進を行うので問題点が先延ばしにされてしまいます。 農薬も同じで原因をつぶすのではなく症状を直すものなので結局また起こります。 さらに、効果が即効出るので問題が出た時に対処としてすぐ使えます。 そして、効果が出るのです。 そうすると、考えることをしなくて済みます。 これは危険だと思いました。 これに慣れると考えない農業になってしまいます。 有機農業が難しいのはそのためだと思います。 効果が出ない期間が長く、さらに対処のみではやっていけないので根本的に治療していかなくてはならないからです。 有機農業ではなくとも根本的に良くしていき、健康な食料生産を行なっていかなくてはなりません。 … これは農業に限らず、生活の面でも同じのはずです。 対処のみの投薬などでは結局どうしようもないのです。 その場しのぎです。 原因を見つけてそれを改善しなければいけません。 子どもに対しても同じのはずです。 原因を見つけてそれを改善すること。 … 今日も大地を耕しています。 ↓↓同じ世界、仕事に生きている方々↓↓

不思議な国、フィリピン ジプニーの中で

フィリピンの公共乗り合いバス、ジプニーでの出来事です。 ある母子が乗ってきました。おやつを食べていました。 ある時、運転手が話しました。 もちろん、私は意味がわかりません。 ただ、金払ったか乗客に尋ねているようでした。 その母はなんと返答したのかはわかりませんが、払っていないようでした。 町に近くなって運転手が言いました。 金払ってください(きっとそんな意味)。で母はお金を準備しました。 そして、運転手の手元にいきました。 運転手は言いました。 足りません。 母は言いました。 お金ありません。 … え… お金が無いそうです。 その返答は意表をつかれました。 その後、運転手は何か言っていましたが、母は払う意思なしです。 日本ではありえるか考えましたが、まず恥ずかしくてそんな返答しないし、そもそも乗らないような気がします。 フィリピンではまだ大丈夫なのかもしれません。

Deep fried mochi (rice cake)

Rice cake, called mochi in Japanese. I used special sticky rice I produced. Deep fried mochi is good for breakfast and merienda ;-) Dipped in soy sauce and honey or sugar. Also good with soy sauce with grated radish. Mochi supplier :-D

トロッコ問題と世の中

「通行人を助けるため運転者を犠牲にするのか?」全自動運転カーは人の命に関わる道徳的ジレンマにどう対応するのか? 自動運転の車の発展に関しての記事です。 トロッコ問題というものがあってそれがジレンマであると。 1人を助けるか5人を助けるか。 あなたならどうしますか? 自分が助かるか100人が助かるか。 どうしますか? 非常に難しい問題です。 これは何に対しても言える気がします。 なぜかというとTPPの記事に対してこのトロッコ問題のことを思い出したからです。 農家を殺すための政治なのか。というような記事でした。 確かにTPPは農家を殺すかもしれません。全てではないですが。 その代わりに他の産業を生かすかもしれません。 とすると、先のトロッコ問題と同じなのかもしれません。 一般に得する人たちは表に出ません。損する人たちが表に出ます。 きっとTPPで得する人たちはいます。表に出ないだけです。 たぶん、TPP合意で得する人たちがいるから合意するのだと思います。 農家の意見は小さいらしいです。 選挙の時は自民党は田舎を固めます。 農業者人口が大きいかららしいです。 それでもTPP合意に関してそれ以外の力が大きいらしいです。 何を守るか。それが政治に限らず、全ての選択の基準なのかもしれません。 私は家族と身内を守るための選択をします。

乾季作の田植えをしています。

この間、収穫したのですが、今は田植えです。 他より少し早いのですが、私の圃場は水が出にくいところなので周りと少しずらした方が良いのかと思い早くしました。 特に今年はひどいエルニーニョになるらしく、不安なのです。 それでも田植えをしなくてはいけません。 毎日食べるものなので。 … 今、圃場2つで栽培していますが、圃場によって水の張りが全然違います。 この圃場はなんだかすんなりいきました。 もう片方はなかなか水がまわらない。 平らではないらしいのです。 見ただけではわからないのですが、水を見るとでこぼこなのです。 … そう見ると日本は昔からきれいにしてきて基盤整備もあって平らできれいな水田が多いような気がします。

不思議な国、フィリピン

フィリピンで仕事をしていて自分が普通と思っていることが普通じゃないことがよくあります。 フィリピン人だから。というような言い方をよくしますが、皆が皆そうではありません。 日本人でも良い人と悪い人がいるようにフィリピンでも人それぞれなのです。 しかも、日本では子どもの時に基礎的なことは学校に行って習います。だから大きく外れた人はめったにいないのです。 しかし、フィリピンではそんな常識みたいなものが日本に比べて少ないのです。 フィリピン人同士でも理解できないことがよくあるみたいです。 そんな意味ではフィリピンはカオスなのです。 … 私は人を雇って農業をしています。 毎日仕事に来てほしいから日給という形で支払いをしていました。 その方が向こうにとっても安定的に収入があるからだろうと思いました。 ある日来なくなりました。 なんだか別のところで仕事をしているみたいなのです。 単価が高くて仕事が終わればおしまいという一般的な雇用形態です。 そっちのほうが良いらしいということです。 私で考えるならば毎日収入があった方が良いと思いました。 でもなんだか違うようです。 単発でも高い給料の方に行くようです。 … 稲作でも通常、ケアテイカーを雇うのですが、収穫の12%など収量に応じて支払います。 そっちの方が毎日お給料を払うより良いらしいのです。 計算したらほとんど同じなのですが…。 しかも収穫が悪かったら日雇いでしたほうがよくなります。 それでも慣習通りにしたがるのです。 逆に稲作に試験ということがしにくくなります。 肥料を減らすとか株間をあけるとか。 それで収量下がったら文句言われます。 前半の部分ではばくち打ちなのかなと思いますが、後半の部分ではばくちは打たないのです。 … ここまで書いて思ったのが、日本でも同じなのかなと。 特に農業をしていると安定に生産することが難しいのです。 ですので相場が良いときに当たると大儲けします。 ばくちみたいなものですね。 農業生産において安定的に生産、収入が得られるようにすることがとても大事で難しいことです。 どれだけきちんと予定を立てても何が起こるか分からないのです。 自然環境だけでなく、人の気持ちも変わります。 生産しても相場が変わります。

Hot Pot using garlic chives

When you feel cold, better to take hot foods. This dish is hot pot using chili paste. This is easy to cook and delicious. Ingredients is fish/meat, Chinese cabbage, mushroom, etc. Of course garlic chives. This is good to you vigor. Rich of vitamins .

(報) おやになりました

おやおや。 赤ちゃんというのは不思議なものでずっと一緒にいたいと思ってしまいます。 見ていて飽きないのです。 まだ4日目ですが、毎日成長しています。 毎日顔が変わっています。 がんばって育てていかなければなりません。 ちょっとのことで幸せになり、ちょっとのことで心配になります。 これから、どんどん成長していきます。 改めて街を歩いている人たちを見ると彼らにも赤ちゃんの時があったと思うのです。 当然当たり前のことですが、誰もが赤ちゃんの時期があって成長してきています。 極端な話どんな極悪人でもかわいい赤ちゃんの時期があったわけです。 性善説と性悪説とがありますが、性善説が正しいのかなと思います。 悪いことというのは社会が決めることだとも思います。 現にフィリピンに住んでいてフィリピン人はいろいろなことをしますが、悪気がなくしていることもあります。それが日本人の私にとって悪いことと捉えられるわけです。 逆に私が何気なくしていることもフィリピンでは無礼なこともあるかもしれません。 当然、殺人などどうしようもない悪いこともあります。 それは、生きていくうえでいろいろものを考え、経験してきたことから出た答えだと思います。 とすると、この世が悪を作っていることになります。 … 私の子どもがどんな風に成長していくか。 親として責任はあります。けれども完全にコントロールして成長させられるわけではありません。 私が子どもにとってできることはきっと少しです。 子どもがいろいろ経験して考えて生きて成長していくわけです。 … そんなこと言っても親としてはいろいろ期待しますし、良く育ってもらいたいのです。 そのためにどう教えてどう学んでもらうか伝授しなければなりません。 私もまだまだ未熟者ですが、親になってしまいました。 まさか、実際に私が親になるとは思いませんでした。 けれども子どもを見ているとだんだん実感がわいてきています。 毎日、成長しているのです。 これから、いろいろなことがあるわけですが、毎日特別な日になっていくのだと感じました。 良いことも悪いことも子どもはもとより妻とも一緒に経験していくわけです。 なんとしてでも彼女らを守っていかなければなりません。 またたくさんの方々の助

お餅屋さん

先日、収穫したもち米を精米することができました。 栽培は二作目なのですが、実際食べてみるのは初めてです。 販売するためにやはり自分で食べておかないとおいしいことに説得力が出ません。 ということで、もち米といえばやっぱり餅です。 いつもおコメを買ってくださっている方から餅つき機を送っていただきました。 以前、フィリピンのもち米を使って餅を作ろうとしたのですが、ダメだったみたいです。 フィリピンにあるもち米は長粒種のもち米です。日本にあるもち米とはちょっと違うのかもしれません。 わたしのもち米は長粒のもち米ではなく、中粒なのか短粒なのか短く丸い品種です。友だちから種子を頂きました。 ただ、乾燥、もみすり等が完ぺきではないので割れ米が多いですが…。 … この餅つき機はおコメを蒸すところからできます。 おコメを洗って水に漬けてから機械にいれて蒸します。 そして搗(つ)いていきます。 子どものとき年末に祖母の家で親戚が集まって餅を作っていました。 その行事がなんだかフィリピンで復活できそうな予感です。 形は悪いのですが、餅ができました。 … フィリピンには緑豆というもやしの原料にもなる小さな豆があります。アズキと同じ属です。 フィリピンでは、稲作が終わった後、乾季に緑豆を植えます。 それを使ってあんこも作ってみました。 … もち米と緑豆、自分で生産した農産物を加工までやってみました。 生産していると販売するまで収入がないわけですが販売先を見つけるのにも苦労をします。 加工までしてマーケットを広げていきたいのです。 フィリピンは日本と同じおコメの文化です。 なんだか餅が良いおやつになるような気がします。 … 今日も大地を耕しています。 ↓↓同じ世界、仕事に生きている方々↓↓

フィリピンはひょっとしたら世界の縮図なのかもしれない

フィリピンの物価水準 | BEYOND THE BORDER : フィリピンの物価水準についての記事を拝見しました。 わかりやすくて勉強になりました。 現地に住んでいても感じる事は物価が上がっていること。 輸入品は日本とほとんど同じ価格であること。 割に人件費が安いこと。 記事では、マニラの営業職は80,000ペソの収入があるそうです。 日本と比べて1/2-1/3くらいの価格(円換算)だそうです。 都会のことは知らないのですが、随分高給だと思いました。 その水準から考えると物価上昇は問題ないのかもしれません。 フィリピンはどこも同じなのではありません。 日本は先代が一億人総中流といって貧富の差があまりありません。 フィリピンは貧富の差が激しいのです。 私の住んでいるところでは、20,000ペソのお給料があれば良い部類だと感じます。 農村部では10,000ペソでも良い給料という感覚があります。 そこから考えると街で売っているものの価格は非常に高いわけです。 先の円換算で考えると日本にいて月に50,000円の収入で街で売っているものをどう思いますか? … 野菜など国内生産の商品は高くありません。買えるレベルです。 記事にもあるように人件費が安いわけです。 それは、農村部で低収入の人たちが生産しているからです。 それが、低価格を造っているわけです。 … 日本は生産効率が素晴らしく良いため物価に比べてコメや野菜など生鮮食品が安いです。 農家の方々の努力もあります。政府のインフラへの投資の結果もあります。 日本は特別に良い国なのです。 … 世界では大規模農業をしているところが世界の市場を造っています。 そこは機械化が進んでいるというのもありますが、低賃金で人を雇い、低価格を造っているということもあります。 そこで流通させて世界中に販売しているわけです。 生産者は自分で生産というよりも経営者として人を雇っています。 フィリピンもほぼ同じです。 … 街と田舎、貧富の差、社会の構造、なんだかフィリピンの大きい形が世界にもあるように感じています。 … その中でどう生きていくか。 どこに幸せを創っていくか。

2015年乾季作

台風が去って束の間、田植えを始めています。 台風が残した被害の爪痕は大きかったのですが、私の圃場は次に向けて始動しています。 この時期、人集めが大変なのです。 誰もが収穫、乾燥、稲作の仕事が重なって人で集めに苦労します。 フィリピンでの農業は天候に左右され周囲の仕事に左右され人の心に左右される危うい産業なのです。 だからこそ面白いというのもありますが・・。 私はまだ3年目ですが、同じような苦労をもっと長年している農家さんたちでもしています。 やはりここを抜け出さないことには次のステップがないようです。 どう乗り越えるか。 試行錯誤で進めなければなりません。 周りと違うことをするわけですから、周囲の反対や妨害がきっとあります。 そこをどうなんとかするか。 自分を信じないといけないですね。 … 今日も大地を耕しています。 ↓↓同じ世界、仕事に生きている方々↓↓

不幸中の幸いという人間の考え方

台風が過ぎ去り晴れ間が見えてきました。 今回の台風も大きな爪痕を残していきました。 イネの収穫直前のところも多かったので 農家さんの気持ちが痛いほどよく分かります。 それでもまた作付しなければなりません。でないと生活できないからです。 … 私の圃場は育苗中です。 台風の雨でお陰さまでどんどん生長しています。 人さまは落ち込んでいる暇なんかないようです。 生きものはいつでも活気がありますね。 その元気を頂いてがんばっています。 … 今日も大地を耕しています。 ↓↓同じ世界、仕事に生きている方々↓↓

不思議な国、フィリピン

台風が遠のき、天気も回復してきています。 しかし、河川の氾濫で浸水は続いています。 その一方で、私の圃場は田植えの準備が進んでいます。 台風があって、田植えが遅れるだろうと予測していました。 ですが、田植えの準備は進んでいます。 立ち直りが早いのかもしれません。 気づいたことは、台風後よりも収穫前の我慢の時期の方がフィリピン人の気持ちが落ちていることです。 日本ならば、台風後の大きな被害に直面した時の方が落ち込み度が大きいと思います。 ですが、ここでは逆のようです。台風の被害よりも収穫前の余裕のない状況の方が彼らにとって大変な状態のようです。 圃場へ向かう道路ですが、氾濫によって川のようになっています。 それでも彼らは遊んでいたり、楽しそうなわけです。 日本の感覚だと不思議としか言いようがありません。 たくましいわけです。 日本人がフィリピンから学ばなければならない事の一つです。 … 今日も大地を耕しています。 ↓↓同じ世界、仕事に生きている方々↓↓

農業には自然という大きなリスクがあります。

ここ、ルソン島の真ん中は台風が過ぎ去りました。 まだ北ルソン島は台風の影響が大きいです。 被害が大きくならないことだけを祈っています。 北ルソンは山岳地域が主なので土砂崩れの危険性が大きいですが、ここは平地なので土砂崩れの心配はありません。 ただ、川の氾濫など洪水が起こります。 近くの圃場ですが、台風のあと完全に水につかってしまいます。 もし、収穫直前の圃場なら稲が完全に倒れ、収穫できないこともありえます。 そうすると、栽培にかけたコストが返ってこなくなることもあります。 日本なら次期作への貯蓄がありますし、JAなどに保険などかけられます。政府の補償もあるかもしれません。 そもそも、こんなことになるくらいにインフラが整っていないわけがありません。 気候も違いますし、インフラも違う、災害が起こる頻度も違います。 フィリピンではそういうわけにはいきません。頻繁に来る台風や災害もありますが、貯蓄がないのです。農家ではそこまで余裕がありません。一度収穫がなければ次に作付できない農家もいます。 しないわけにはいかないので借金をして作付するわけですが、借金返済のための作付になってしまいます。 自然という大きなリスクを抱えながら毎作行なっているわけです。 どうリスクを小さくして続けていけるか。一番重要なことなのです。 消費者には目に見えにくいリスクなのですが、そこがコストに入って持続可能な農業経営にしなければいけません。 … 今日も大地を耕しています。 ↓↓同じ世界、仕事に生きている方々↓↓

Typhoon Lando

昨日から台風が接近、通過していきました。 今回の台風は非常に強く、遅い台風です。 まだ北ルソンの西側を北に向かって進んでいます。 予報とは違った進路を通りました。 予報では、ルソン島の東側もしくは真ん中を北へ抜ける予定だったのが南シナ海の方まで行き、北上しました。 周りの圃場は水の下。 道路にまで氾濫しています。 私の圃場は次季作の田植えに向けて準備中だったので被害はありませんでしたが、収穫間際の稲はすべてなぎ倒されてしまいました。 日本のように保険や補償、余裕のない中での農業生産事業。 一度被害にあうと次季作の資金がないという事態になってしまいます。 フィリピン農業は毎作綱渡りの農業生産なのです。

バギオであり得ないことが起きました

Last night I experienced unbelievable happen. I met my former bosses and went to restaurant for dinner by taxi. I was enjoying the dinner with them. I checked my cellphone, but none anywhere.. I thought I dropped somewhere.. Even I called my cellphone, no reaching to my cellphone.. I was thinking it will my expenses again and I need to change my number.. Finished dinner, I try to catch taxi for my bosses. I caught one taxi. Then the driver showed me something. I didn't understant the moment. It's my cellphone! He is one who send us to restaurant. I was excited. Unexpected is happened. I just told him thank you, thank you. I led my bosses ride the taxi. Then I left to my home. I realized I didn't get the driver contact nor his car number. I regretted to forget important thing. I called to my boss however they were already in hotel... It was happened in baguio... I want to find the very disciplined taxi driver... 昨晩、バギオで以前の上司と夕飯を食べました。 彼らがのホテルからレストランへタクシ

もち米の収穫をしました

もう先日の話なのですか、もち米の収穫をしました。 … 空が青くて、収穫した圃場は黄色。次作の苗は緑。日本ではなかなか見られない風景ですが、きれいです。 … 5反くらいの規模なのですが、思ったより収穫できて嬉しい気持ちになりました。 やはり期待した以上の収量がないと嬉しい気持ちにならないのかもしれません。 収量や脱穀してる人たちも嬉しそうなのです。 日本米を収穫していた時はそうでもなかったし、自分自身でも心に余裕がありませんでした。 今回は心に余裕があって気持ちの良い収穫ができました。 … この品種は知り合いから頂いたものですが短粒のもち米なのです。 フィリピンでは長粒のもち米の品種が一般的です。ただもちになるほどモチモチではないようです。 この品種はどうなのか、食べてみる予定です。 … 食べてみたい方、連絡下さい。

お天気にそっぽ向かれた今季作

農業は不確定な要素が他の産業よりもたくさんあり、しかも大きい産業です。 気候、土壌など、自然環境の要素が特に大きく変わります。 ですので、大昔から気候、お天気に関しては神頼み、祈祷、祭りなど特殊な行いがされてきています。 … 今季の私の作付は完全にお天気の神さまにそっぽを向かれたような印象があります。 日本米の田植えには渇水、収穫時には台風。 現地米にしても収穫後に大雨と台風で乾燥できません。 もち米も収穫直前に台風で倒伏。 天気に関してほとんどが裏目に出てしまいました。 改めてお天気には注意しないといけないと認識しました。 … 今日も大地を耕しています。 ↓↓同じ世界、仕事に生きている方々↓↓

tapuyというおコメの発酵食

フィリピンにはたくさんの民族があり、それぞれ違った文化を持っています。 その中で北ルソンに住んでいる山岳民族はおコメの発酵食の作り方を持っています。 tapuyと言いますが、おコメに微生物を入れてアルコール発酵させて酒にしたり粕を食べたりします。 … おコメを生産している以上避けては通れない道なのです。 … ということで誕生日に試験的に仕込んでみました。 自分で栽培した現地米を使いました。 … 約10日で発酵して甘くなりました。 アルコールの甘い匂いもあり、うまく発酵しているようです。 もう少し我慢して甘さが減ってからまた試食する予定です。 … tapuyを作るのには神さまの助けが必要なのです。 神さまの仕事を邪魔しないように静かなところに置きます。フタを開ける時も驚かないように声をかけます。 … 日本酒までとはいかなくてもおいしいお酒を目指しています。 来月にはもち米と紫米の収穫があります。 それぞれ違った味になるとは思いますが、tapuy仕込みます。 … 年末に飲めるのを夢見ています。

縁あって紫米を栽培していました。

紫米。 収穫したのですが、どうしようと思いながら…。 アントシアニンが入っていて健康に良いらしいです。 籾を割ったらもち米風だったのでモチになるかもしれません。 少ししかなく、せっかくなので種にもしたいと思いつつ、でも他と混ざってしまっています。 売り先もまったく分からない。 量もない。 どうしよう…。 お酒にしようかな。 … 日本ではあまり生産されていません。 生産からみると他と分けるのがめんどくさいし、混ざるとすぐ分かり、ダメなのですね。 かといって買ってくれる人もそんなにいないし…。 だから高価なのだと思います。 何か良い使い方ないですかね…。 … 今日も大地を耕しています。 ↓↓同じ世界、仕事に生きている方々↓↓