Skip to main content

Posts

Showing posts from 2017

もち米などの収穫

今年の雨季作、最後の収穫終えました。
最後はもち米でした。
もち米は、一般のイネに比べて収穫までの期間が長いのです。そして、丈も大きくなります。
今回のもち米は150㎝くらいになりました。
これらのことから倒伏の危険性が随分高くなります。

今回は半分以上倒伏しましたが、ある程度の収穫はできました。
一部、完全に水に浸かった場所があり、そこは後日手刈りをしなければいけないのですが、昨日雨が降らず、本日も小雨で切り抜けられたので、またまたお天気に恵まれました。ラッキーですね。

明日からモミの乾燥をします。
毎作、天候など栽培条件が違うので全く同じものが生産できるということはないので、実際食べてみない事には正確なことは言えませんが、このもち米は美味いです。
一般にスーパーなどで売られているもち米よりも粒が大きくてモチモチ度が満点です。

おはぎや赤飯、お餅などいろいろ作れてしまうので面白いおコメです。
ご注文等あればご連絡ください。



ちなみにタイトルがもち米”など”…としました。
私はもち米しか収穫しませんでしたが、子どもたちはいろいろなものを獲っていました。


その一部です。
ネズミ。
そのほかにも鳥(名前を知らないのですが、あんまり遠くまで飛ばない鳥で30㎝くらい。)
やカエルを獲っていました。
毎回、よく見る光景ですが、今回は豊作のような気がします。


大人も混じって俊敏に走り回る光景は最高におもしろいです。
いつものんびりの彼らがこの時ばかりは全力疾走します。しかもぬかるんだ水田で。
子どもの身体能力はすごいです。日本の子どもでは収穫物は0でしょう。
こうやって子どもの時から足腰を鍛えないといけないですね。

お餅を食べたいが為にモチ米栽培しています。

以前、フィリピン人から譲り受けたモチ米の種子。
名前も知らない品種です。
今作で4代目かな。毎年栽培しています。
儲かるからというわけではありません。
このモチ米、モミが非常に大きいのです。おコメにしても大きく丸い品種なのです。
さらに、お餅を作れる素晴らしいおコメです。
自分がお餅をフィリピンで食べたいが為に栽培しているのです。

今作は1ha。同じ時期に田植えをした普通のおコメより3週間くらい遅い10月下旬の収穫になりそうです。
収穫後、試食のための餅つきをして、12月に鏡餅など作る予定です。

1ha分、全部お餅にして販売したいのは山々ですが、どこにそんなマーケットがあるのやら…。

本日もお日柄良く…

田植えをしています。今年第2作目。
お隣さんは収穫間近。圃場が黄色いですね。

この圃場の今作は、収量の高い品種を選びました。
他の圃場で美味しい品種を作ります。

やっぱり農業生産は収量をまず考えなくてはなりません。
そこが一番売上に係るところだからです。
ただ、そこだけ求めると食味を疎かにしてしまいます。
食味が良くて収量が高い品種というのはありません。

ですので、バランスよく品種選定し、高収量品種と高食味品種を圃場を分けて生産しています。
今回の美味しい品種は芽が出てきたところです。


このおコメは病気に弱く、収量が低いのですが、炊きあがったときのおコメの香りが非常に良い品種です。もちろん、一般に売られているおコメよりも柔らかくもちもちしています。
この圃場は1月下旬の収穫予定。



収穫間近の圃場もあります。あと数日かな。

酒とお寿司と鍋とわたし。

お陰様でまた一つ大人の階段を上りました。 今年も家族に祝ってもらい、幸せな日々を噛みしめております。 家族って良いな。 今年はお寿司を作ってくれて、寒かったので鍋で温まりました。 自家米からの自家製どぶろく。一年発酵もの。 美味いっすね。 通常どぶろくは発酵前に水を加えているみたいなのですが、このお酒は、この地域の元からあった方法で作っています。水を足していません。贅沢どぶろくです。 ここでの方法はおコメを半炊きして菌を入れるわけですが、この菌の中にはデンプンから糖に変える麹菌の一種と糖からアルコールに変える酵母の一種が混ざっているものを使っています。それをすこし冷ましたご飯に混ぜて寝かせるわけです。 ここの人たちはこの寝かせている間、ふたを開けてはいけないと言います。中のお酒の神さまが仕事をしているのを邪魔しちゃいけないらしいです。 しばらくして開けて中を見たいときはふたをノックして中を見ます。
2週間くらいしたものは結構甘いのですが、一年ものはアルコールが強いのです。

趣味で作っているので毎回同じものはできません。日付やおコメの品種、菌の量などメモして実験していますが、まだまだ分からないことがたくさんあります。 仕込んだ日を書いているだけで愛着がわいてしまいます。 また、年末年始に向けて仕込みます。

今回収穫したおコメでいなり寿司を作ってくれました。 フィリピン米なのですが、お寿司にするにはモチモチしすぎな気がしました。 それでも、おいなりさんの中に入ってもちっとする具合が良いわけです。


そんなこんなで、今年もたくさん食べてたくさん動いてたくさん遊んでたくさん笑って生きていきます。

2nd batch Harvest

お陰様でお日柄も良く、二つ目の圃場の収穫を終えました。 今季も本当に運が良く、お天気に恵まれていました。 収穫機で収穫した後、カラバオさんに運んでもらい、道端に積み上げていきます。

そうすると、バイヤーをいろいろ知っているエージェントがやってきます。 そして、モミの品種や品質をチェックしてバイヤーに電話をかけて買うかどうか聞くのです。その時に、大体値段も決まります。 この村にはそういったエージェントが何人かいます。彼らが、大きなトラックを持っているバイヤーを知っていてこの村に呼びつけるわけです。仲人さんみたいな人ですね。 それで、農家側とバイヤー側が確定して契約成立です。 モミを一袋ずつ秤に乗せてトラックに積んでいきます。 今回は一袋約60kgでした。

積み終わって、お金をキャッシュでもらいます。
今まで、ほとんどの場合、その場でキャッシュで受け取りました。
一度、チェックを受け取ったことがありますが、なかなか面白みもなく、お金に換えるのに手間がかかったのでもうしないなと感じました。
ある時は、日曜日収穫だったので、バイヤーに現金がなく全量買ってもらえなかったり、月曜日に足らなかった分のお金をもらったりすることがありました。
バイヤーも現金を持っていないといけないのでけっこうリスクが高いのかもしれません。
けっこう大きな金額になるわけです。
受け取った方もけっこう高リスクです。
ここを通る人みんなが見ているわけですから。
でも、現金がまとまって入ることで今季も頑張りましたというような感覚が強いのです。
損していようが、今まで、使ってきたお金のことを忘れるわけです。なんだかいきなりお金持ちになったような気分になります。計算すると損していたり、ちょこっとの儲けだったとしても…。



その後、ワーカーたちと飲むわけですが、けっこう危険です。飲んでるときも現金持ってるし。使ってしまうこともあるわけです。酔ってしまうから。



そんなこんなで、この圃場も無事終えました。
次は再来週。

Harvesting and Preparing

今季の最初の圃場はお天気に恵まれて収穫を終えました。 まだまだ改良点は多々ありますが、生き延びることができました。 次作に向けて動き始めます。
この圃場のおコメは毎年作っている柔らかいフィリピン米です。 いつも買っていただいているお客さんや新しく買っていただく知人などほんの少しずつながら販売量を増やしています。
フィリピンでもお金にゆとりが出てきているのか高くてもおいしいおコメを食べたいという人が増えてきています。 この波に乗れるように販売先を大きくしていきたいと思いつつ、やはり農場で生産をきちんと見て品質の良いものを安定的に生産できるように仕事をしていきたいとも思ってしまいます。
まだまだ、改良点がたくさんあります。それを毎年毎年経験してより良い農業生産を行なっていきたいです。
他の圃場の収穫をまだまだ残していますが、この圃場は二作目を始めます。 この部分に関しては日本では絶対にできない稲作をしています。

Harvest Soon

収穫間近の圃場です。月曜日収穫予定です。

運良く、晴れ間が続いてくれています。このまま収穫まで台風が来なかったら有難いの一言に尽きます。

この品種は毎年栽培している品種で日本米ではありませんが、柔らかくてお箸で食べられる品種です。

一般にはほかの品種と混ざっておコメ屋さんに並んでいます。
この品種を生産している農家はおられますが、収穫後、バイヤーに販売された後ほかの品種と混ざっているようです。
他の安い品種(固くなる品種)と混ぜることでそこそこおいしく安いおコメを販売できるからです。
いわゆるブレンド米です。

ブレンド米が良いか悪いかという考え方はいろいろありますが、私が白米を販売するときはほかの品種と混ぜずに販売しています。
それでもおいしく食べられるのがこの品種です。



日本米って少し食べすぎると胃がもたれることがあります。モチモチしていて美味しい分、胃腸に負担をかけているのかもしれません。
私はちょっと食べすぎると胃酸過多になってしまいます。

しかし、フィリピン米はちょっと食べすぎても何の問題もありません。時間が経つとおなかがすいてきます。
きっと消化に良いおコメなのでしょう。

もしかしたら健康食品としてのおコメとして売れるかもしれないという淡い夢を抱きながらフィリピン米を食べています。

日本米の形じゃなきゃダメだという方以外はフィリピンにある美味しいフィリピン米の品種を探すのも面白いと思います。
柔らかいのや香りがある品種、フィリピンには数多くの品種があります。

そんな中で自分好みのブレンドを見つけるのもなかなか面白い趣味かもしれません。

Carabao

うちで稲を見ている人がカラバオを持っている。それを使って仕事をしているのですが、けっこう大変だなと思っています。
仕事がある時はカラバオからの収入があります。
畑を耕したり、収穫したモミを運んだり。
特にイネなんかでは水田というぬかるみを四本足で重いものを引いて、力強く歩いていきます。
機械ではぬかるみにはまって進めないこともあります。
機械化に飲まれてなくなってしまう職業なのでしょうか。
のんびりしていますが、あの角とかかっこいいし、できれば残したい奴らです。

そんな彼らは日ごろ何しているのでしょう。
仕事がない時はご飯を食べているわけです。

仕事がなくてもご飯を食べないといけません。生きているのですから。

カラバオは牛なのでもちろん、草を食べます。
飼っている人が毎日毎日草を刈ってやっています。
毎日大変だなと思いながら見ています。好きじゃなきゃできないな。

いろいろつっこみどころはありますが。

鎌で刈っています。
私は草刈機を持っているし、彼も使えるのですが、しません。
カラバオが食べない草も入ってしまうからだそうです。

彼は数頭カラバオを持っています。毎日少しずつ草を刈ってくれます。
いっぺんに圃場全部の草を刈ってほしいと思っています。

ある時、聞きました。
稲の収穫後の稲わらとか乾草を食べさせたら楽なのに。と。

彼は答えました。

カラバオは乾草を食べないから。



え、そうなんすか?

稲の収穫後、稲わら取っている人いるじゃないですか。

彼らは、牛にやるから。

???

牛とカラバオはいっしょじゃないんですか?

Gerona(同じ州の町)のカラバオは乾草を食べるんだ。

????????

同じカラバオで地域によって食べるものが違うのか?
あっちに人間もこっちの人間も同じものを食べるやん!

こっちにのカラバオは食べないし、食べさせても良くないんだ。

あ、そうすか。



きっと、食べられないわけではないと思います。

食べ慣れていないのもあると思いますが、こっちの人間の乾草のやり方が悪いんだと思います。

そもそも、乾草だからそんなに食べなくてもおなかが膨れると思います。
青草だとほとんどが水分なのでたくさん食べてもおなかが膨れないはずです。
生野菜を食べているようなものだと思います。

何よりも乾草を食べてもらえると毎日に少し余裕ができるはずです。エサを保存できるの…

ゴーヤの花が咲かないのですが

雨季も始まり、新しい試みとしてゴーヤを栽培していました。

元気には育っていたのですが、なんだか実がそんなにも付かないようなのです。

おいおいおい…。

よく見るとほとんど雌花がなく雄花ばかりなのです。

どうすれば良いんですか?

ワーカーが言うにはゴーヤの株自体がオスだからだ。というわけです。

そんなあほなことがあるか。

果樹には雄株と雌株があることもあるけど、野菜ににはそんなことないでしょう。

でも、彼らの言い方には的を得ているけれど論理的でない時があるので、調べてみました。

調べれば、インターネットにはいろいろな情報がありますね。

ゴーヤの雌花が咲かない理由。

1.長日作物だそうです。
夜が長くならなと花が咲かないそうです。

2.子ヅルや孫ヅルから雌花が多く咲く。

3.水分と肥料が足らない。

4.日照不足

とありました。

まず1から。
植物は日長を感じています。
日長に敏感なもので昼が長いとき花が咲くやつと短いときに花が咲くやつがいます。
本当は夜の長さです。
菊の電照栽培なんかは夜を短くして季節外れの菊を咲かせるわけです。
植物によって何時間の夜間で切り替わるという境界線があります。

とは言ってももう7月です。夏至を超えているので長日条件下ではあるはずです。いくら赤道に近いフィリピンで昼夜の時間がほぼ同じでも今できないといつまでたってもできないような感じがあります。
ですので、この理由には当てはまらないと思いました。というか当てはまってもどうしようもないことです。

そして、2。
これはあるのかもしれません。
生育途中、ワーカーがツルを横に向けると言っていました。
その時、めんどくさいし、意味が分からないからやらなくていいよと言いました。
実は、意味があったのかもしれません。
横にすることで子ヅルがよく出てくるのです。

そんなところに。

素人はわからない事ばかりなので理由も教えてくださいよ…。

ということで、どうなるか試験中です。

3.当たり前の事ですが、子孫を残すことはエネルギーがいることなのです。とりあえず毎週肥料。
水は雨が降るのでしばらく大丈夫だと思います。

4.日照はもうお天気の神さまに祈るしかありません。



こうやって試験をしていますが、どうなることやら。

ワーカーがまた…

どんな農業が良いのかな。

なぜトマトより米は安く売られているのか 農業から見える経済のフシギ | JBpress(日本ビジネスプレス):
面白い記事と出会った。
記事の通り、主食のコメに比べてトマトはめっちゃ高い。なんでか。 という記事である。

kg換算するとトマトの価格はコメの約5倍らしい。 カロリー換算すると100倍近くなるという。
アダム・スミスは命にかかわる商品は価格形成が非常に極端になると言っている。
もし、コメの価格が高騰すると皆困る。 だから価格を安く保てるように国が施策している。 命にそんなに関わらない野菜などは食べなくても何とか生きていけるものなので価格の乱高下は少ない。しかも腐るので工業製品のように在庫を長く持てない。なので、価格が下がってもそのうち上がる。ということはちょっとくらい作りすぎても良いのだろう。

エンゲル係数が低いのも農家の生活を大変にしているという。
農家も普通の生活をするわけだから、食以外の人生コストがかかるわけである。 しかも、エンゲル係数が低いとなるとサラリーマンと同じくらいに稼がなくてはならない。 ただ、食料を販売するとなるとその低いエンゲル係数分が農業全体の収入となるわけである。

なので、今までは政府が資金援助をしてきた訳である。 この人は農家だと教育や医療などをタダにすればいいかもしれないとも言っている。

稲作で生活していけるにはどうすれば良いのか。
第一は生産が大きく問題になって価格暴騰。 そんなことなると安全な生活も危うくなってしまう。
次に、命にかかわらない稲作が良いのかもしれない。高級米や特別栽培米だろう。 お金持ちが食べたいコメ作り。
ほかにも、農家の現金支出を減らすこともある。
もし、生産が工業生産品のように全く安定しさえすれば、計算して生産できるので生産面積を減らして価格を安定させることができるかもしれない。

そもそも、稲作農家はどれくらい儲けているのだろうか。
コメの生産コストの現状 (pdf)
によると 規模にもよるが10haの稲作農家ではだいたい65,000円/10aらしい。 自己資本利子、自作地地代、家族労働費を除いた経営費。

Young grains

雨季に入ったような入っていないような田植え時期には大変な日々を過ごしたいましたがやっと目処が立ちそうでもあります。まだ追肥をしなければならないのでまとまった雨が欲しいところではあります。 そんな中、最初に作付けしたところは出穂が始まりました。 田植えで苦しんでいた圃場がある一方で出穂が始まり、作付け終盤の圃場もある。日本ではなかなか経験できないことがフィリピンという熱帯では可能なのです。 年に2回も主食であるコメを収穫できるのは豊かなのかもしれません。 この圃場は毎年生産している柔らかい品種です。 まだまだ季節やポストハーベストで安定した品質を年中供給するところまでは至っていませんが、一歩一歩近づいています。 あと1ヶ月少しすれば収穫の喜びとともに新米を頂けます。

how to reduce cost

フィリピンで稲作をやっていますが、私が栽培している地域は未だ灌漑施設が整っておりません。
工事は徐々にですが進められていますが、水路のみで水はまだやってきません。皆、来年くらいかなぁと言っているので、3-5年後かもしれません。

なので、水田への灌水はディーゼルエンジンとポンプを使ってくみ上げています。
今季のように雨が降らず、地下水を皆で各々にくみ上げている場合、なかなか灌水が困難です。
皆がくみ上げると出が悪くなるのです。最悪、出ません。
そんなこんなで、ディーゼルのコストはけっこうバカにならないわけです。さらに物価に対する燃料の価格が高いので日本の感覚以上のものがあると思います。

そこで、どうやってコストを下げるかが焦点になります。



普通、燃料効率の良いエンジンだったり、省エネポンプを使ったり、現金がなくても使える電気ポンプの導入を考えます。
そういった特殊なものは高価ですが、効率が良いので導入すべきだと思います。もし、盗難がなければ…。
フィリピンでは様々な方面からリスクを高くしてくれてコストを上げる試みがなされています。

しかしながら、地元の人というのはいろんな特権があります。日本の田舎でもいっしょですね。
今回目の当たりにした特権です。



ミキサー車が道路に止まっています。
何故なのか。休憩中なわけなのですが、面白いことが行なわれています。
農家が、ミキサー車の運転手に「おやつ代」を渡して、その代わりにミキサー車の燃料タンクに入ってあるディーゼルを「もらい受けている」のです。
聞くところによると、500ペソで30リットル。
リッターあたり20ペソ弱です。近くのガソリンスタンドで購入すると25ペソ。リッターあたり5ペソも違うわけです。



普通にやってるとわからない出来事です。
フィリピンでは現場にいないとわからない秘密が山ほどあります。
こんなのは氷山の一角に過ぎないはずです。
というか、そんなことやってるフィリピン人にコスト面で勝てるわけがありません。



どこで勝つべきか。

Maslow's hierarchy of needs

マズローの欲求段階について機会があったので考えてみた。

この図を見ると、いろいろ勉強になる。

長い間、フィリピンの農業と関わってきているが、日本人が支援してもなかなか思ったように発展しない。

一つに生産技術、一つに付加価値がマーケット側にあるのかどうか。
というか、生産から消費者までの農業生産物に対する水準が日本に比べて圧倒的に低い。

消費者側からいうと、
野菜を食べない。米や肉がほとんどの食卓に並んでいる。熱帯なので果物も比較的多い。
野菜は食べても形があれば良いというものが多い。結局、油や濃い味付けで野菜の味がなくても良いわけである。さらに濃い味というのはご飯をたくさん食べられて胃を安く手っ取り早く満たせられる。
野菜は重量当たり肉より安いわけであるが、食べるときにおかず単位重量当たりどれだけご飯を食べられるかを比較した場合、肉の方が安いのかもしれない。野菜、特に葉物はほとんど水なのである。

という消費側の傾向があるため、生産側もおいしい野菜はまず考えない。形があれば良いわけである。
新しい野菜の導入などもってのほかである。
付加価値がつきにくいため、なかなか特殊な生産に踏み込めない。コストだけかかるからである。
特殊野菜のマーケットは小さい。有機農法などどれだけマーケットが少ないか。だからほとんどの場合、頑張って有機農法で生産した野菜でも手間をかけたほど高く売れるわけではない。今は手間が安いので良いのかもしれないが。



フィリピンの食の産業は、マズローの言う生理的欲求の水準なのである。
次の、安全欲求となるとどうなるのか。
健康のために野菜を食べる。安全な野菜を食べる。ちょっとおいしいものを食べる。
そして、社会的欲求になると、
外食やデザートのケーキとかになるのだろうか。
尊厳欲求になると、
ブランドがついた商品になるだろう。
自己実現欲求となると、どうなるのだろうか。
新しい食の創造、新しい、珍しい野菜を求めるのかもしれない。

そう考えるとフィリピンの食の産業はどうなのだろうか。
もちろん、下から上まで全部ある。
日本に比べて貧富の差が激しいからだ。
ただ、割合が全く違う。それがマーケットだ。

フィリピンはどうなのだろうか。
確かに中流層が増えてきているらしい。
だから、おいしい野菜、安全な野菜、珍しい野菜を求める層が増えてきているという感じがする。

Rainy Season but Not rainy season

雨季なのに、雨季じゃない。
雨が降りません。
私の圃場は良い条件のところではないので、基本的には灌水を頼りに計画しています。
しかし、この時期は皆、田植えの時期なのです。どこも水がほしいのですが、雨が降らないのでみんな地下水に頼ってしまいますう。そうすると、地下水の出が悪くなってしまい、結果田植えが遅れてしまいます。
私の圃場は2か所、周りと同じような計画で行なっています。以前、スズメにやられたためです。
ほかの2か所はかなりずれていますが、ちょうど肥料をやるタイミングに重なってしまっています。

どこも水がほしいのですが、なかなか出ない。
参っています。
周りも困っていると思います。

雨がなかなか降らないのはなぜなのか。
太平洋高気圧が強いのです。いつもならこの時期フィリピンの方まで高気圧が来なかったと記憶しています。
遠くの方で低気圧ができてそれが向かってくるのが例年だったと思います。

気候変動なのでしょうか。まとめてのちのちやって来るのでしょうか。

毎度、天気の心配をしています。それが農業だと言ってしまえばおしまいなのですが、心配してもそのリスクを分散する形で準備してやっていきたいものです。

Farming machine in the Philippines

とうとう農業機械を手に入れました。
ポクポクと言われる手押しの機械です。ここら辺の農業ではまだまだ現役です。そろそろ時代遅れになりそうな予感ですが。
私の規模ではそろそろ自分で持った方が良い面積になってきたということもあり、中古ですが手に入れました。
ディスクプラウと白垣、それと運搬用です。単純な構造のため修理も簡単です。

これは実用を兼ねた試験段階です。将来的にはやはりトラクターを自分で持って使いたいと考えています。
委託だと小さな面積をしてくれないことが多いのです。それと、委託業者の機械の予定に左右されてしまいます。
このポクポクで農業機械運営部門でどんな問題が発生するのか検証するための試験です。

エンジンは新品ですが、すでに問題発生。エンジンオイルが漏れるとのことでした。それは販売店で交換してもらいました。
考えられる問題としては修理などのメンテナンス、勝手に使われて、収入がない。だと思っています。
それをどう対処するか。
はたまた、「想定外」の問題が発生するのか。
日本でも想定外の問題が発生するので、フィリピンでは日常茶飯事です。

久しぶりに大きな買い物をしたのでまた、頑張らないといけません。

Transplanting Rice

毎度同じ位置からの写真ですが…。
ここから撮るのが癖になっているのかもしれません。

最初の圃場、田植えが完了しました。
天候もだんだん黒い雲が漂うようになって雨季の足音が近づいてきています。

今季のこの圃場の試験はミネラルです。

私が一番最初に稲作を始めたのは無農薬無化学肥料生産でした。
めちゃくちゃ大変でした。除草が…。

逆に言うと、ただ生産するだけなら除草を頑張ればなんとかなるということです。
それでは持続可能ではありませんが。私が。損しちゃうので。

その時生産したおコメが一番感動が大きかった気がします。

それからその品種がおいしいと思ってずっとやってきました。
柔らかくてパサパサでない普通のフィリピン米よりおいしいフィリピン米ということで食べていただいています。

最近、最初に食べた時の感動が小さくなってきているような気がしています。
慣れてきたのかもしれません。
化学肥料を使っているからなのかもしれません。



ということで、今季は、あの感動を再び。を目標に考えました。

初稲作と何が違うのか。
気持ちが違うのは当然ですが、
無農薬無化学肥料栽培と化学肥料を使った栽培。

そのうち何が違うのか。
また無農薬無化学肥料栽培には戻れません。収量や手間から計算して販売価格が低いからです。
100ペソ/㎏で全量買っていただけるならできそうです。
まだそんなお客さんと出会っていないので、まだできません。

農薬と化学肥料。

農薬のうち、除草剤は初期にしか使ってません。雑草が大きくなったら効かなくなるし、それを殺す薬剤だと稲にも効果があるので。

殺菌剤は使いません。イネは強い子なので、とくに、アジアの気候は好きなようです。

殺虫剤は、使っています。使わないと、収量が減ってしまうということもあるし、おコメに茶色いコメ粒が混じってしまうので。
それでも、できるだけ使わないようにしています。安全ということもあるのですが、農薬が高いのでできるだけ使わないようにしたいのです。

化学肥料は、今悩みの種でもあります。
どうやって減らすか。周囲の農家も使う量が増えている気がしています。
それでも収量が増えているので、経済的には合っているかとは思いますが、このままでは私はなんとなく気に入りません。

かといって全量有機肥料だと超高…

中国の発展度は思った以上でした。

機会があって、中国に行かせてもらったのですが、中国の発展具合に驚きました。
フィリピンに住んでいるのですが、基本的には日本人なのでそんじょそこらの発展具合ならば日本と比較します。
それでも、中国はやはり活気があって経済発展している先進国だなと感じました。

そもそも、もう中国は途上国ではないのです。改めて感じさせられました。

その中で一つ日本にはないものを見つけました。

QRコードでのお金のやり取りです。

中国ではWeChatというLINEのようなアプリをほとんどだれもが使用しています。
チャットや音声通話、ビデオ通話、音声チャット(留守電みたいに音声を送って受信者がそれを聞く)ができます。

WeChatの機能の一つに送金機能があります。

例えば、お店に行くと入口にQRコードが貼られています。そこのお店で物を買ったときにそのQRコードを認識させると送金相手にどれだけ送金するか入力する画面になり、それで送金手続きを済ませると、自分のWeChatにリンクしている銀行口座から相手の銀行口座に送金される仕組みです。
それで、物を購入したことになって買って帰るわけです。

たぶん、WeChatと銀行口座がリンクされていれば誰でもその機能が使えるのだと思います。

驚いたのは商店街の小さなパン屋さんにまでその仕組みが普及しているところです。

日本での現金以外の支払いはクレジットカードやICOCA、お財布携帯などありますが、大きなお店やコンビニに限られていると思います。小さなパン屋さんはやはり現金での支払いかと思います。

そこに、中国すげぇ。と感じる部分がありました。

いろいろ聞くと、支払いだけでなく、知人へのお金の送金なんかもできるようです。



これは面白い機能だと思いました。



フィリピンにもこういった機能が普及するのか考えてみました。

まず、フィリピンの携帯電話保有者のほとんどはプリペイド式です。
お金が入っている分だけ使えます。
その入れたお金で送金機能、できるかもしれません。
すでに、PASALOADというチャージしたお金を相手に送る機能はあります。
それの発展版ですね。



そもそもキャッシュレスが良い部分もあり、悪い部分もあり、何とも言えませんが、なんとなくかっこいいなと思っています。

日本でもピッとやって改札…

Nutrition of Chives -2-

Chives has various nutrition to maintain our health.

Last time, I introduced Diallyl sulfide.

aside from the Diallyl sulfide, chives also has Vitamins, minerals, and folic acid, etc.

1) Vitamin A --- anti-oxidant
2) Vitamin E --- anti-oxidant
3) Potassium --- accelerate discharge sodium from our body.
4) Calcium --- the most mineral in body. substance of bones and teeth.
5) Iron --- substance of blood.
6) Magnesium --- related many enzyme reaction in body.
7) Folic Acid --- make red blood cell, and need for producing cells.
8) Insoluble Dietary Fiber --- cleansing intestines.
...
a) Chives makes us warmer. So it enhance our immune system.
b) Chives has various minerals and vitamins. These nutrition works for making blood, cells, and other our body structures.
c) Vitamins have anti-oxidant and sterilizing effects. These prevent us from fever, flu, and other diseases.
d) Some minerals and vitamins need during pregnancy period to grow baby.
e) various minerals need for our neural circu…

Nutrition of Chives - Diallyl sulfide-

Chives has many nutrition for keeping our health.

This time, I write about Diallyl sulfide.

It is cause of smell of chives. this smell is also contained onions and garlic.
This substance name is Diallyl sulfide.
This Diallyl sulfide combines with Vitamin B1. And It enhances Vitamin B1absorption in our body.
Also It works for making longer of Vitamin B1 effect. Because the Diallyl sulfide combines with Vitamin B1 then become Allithiamine. This Allithiamine works same as Vitamin B1and works longer.
...
Vitamin B1 enhances energy metabolism of carbon hydrate in our body.
So it makes us recovering from tiredness.
If you have lack of Vitamin B1, It may cause of tiredness, listlessness, and emotional disturbance etc.
...
It is the best combination to take chives (rich of Diallyl sulfide) and Vitamin B1 (pork, liver, soy beans, etc).
...
Diallyl sulfide is also known as anti-oxidant such as Vitamins etc.
So, chives maintain our immune system and works to control blood clotting. so may work …

Rainy Season Coming

フィリピンにもようやく雨季の兆しがやってきました。
圃場のある所はまだ雨がありません。しかもめちゃくちゃ暑く35度を連日超えています。
しかし、山奥は雨の頻度が増えてきています。
雨の降り方も雨季のような感じになってきました。
こうなると、圃場のある地域にも雨がぼちぼち降ってくるのではないかと思います。
昨年は山地域の雨の後、1か月くらいしてから圃場に雨が来たような気がします。
今月後半くらいから雨が始まるのではないかなと予想しています。
私の圃場は田植えをして次の圃場も田植えの準備をしている頃です。



今年はどんな雨季になるのか。
大きな台風が来るのかどうか。
雨量はどうだろうか。
モンスーンがたくさん来るのかどうか。



何が起きても不安が絶えないのかとは思います。
何が起きても耐えられるように準備していきたいものです。

熱帯での日本米生産が難しい訳

過去に何度か縁があって日本米の生産をトライしたことがあります。

なかなか思ったようにはいかないのが実際です。

田植え後、2週間もすると出穂が始まる株があります。
分げつが非常に少ない。
大きくならない。

結果、単位面積当たりの収量が非常に少なくなり、利益が出ず、続けられなくなってしまいました。

原因として、

出穂までの積算温度。
出穂に関係する日長。

が大きな要因となっています。



積算温度が関係するならば、暑くないときに作付する。
というか、この地域ではしない。
日長が問題ならばどうしようもありません。蛍光灯をつければ良いのですが、それだけの投資に見合う商売では決してありません。



ここからもしこの地域で栽培するならばどうすれば良いのか。

穂ができるまでに大きくさせる方法を考えなくてはなりません。
肥料なのか水なのか。
もしくは、品種の選定が必要でしょう。
日本以外の国で栽培されている日本米は面白いと思います。



困難な場所でそこまでして日本米を生産する意味はないのかもしれません。やはり適地適作ですが、ちょっとした遊びで続けて思ったように生産してみたいものです。

○○特化型八百屋さん

現在、おコメ、ニラをメインに小規模ながらいろいろな野菜の栽培を挑戦しています。
ほとんど趣味なのですが、それが商売になるなら面白いと思い、やっています。
なかなか難しいのは、技術が足らない部分はもちろんありますが、気候の問題もあります。
それと、 上手くできたとしてもその販売先がないというのがあります。

販売できる状態にして生産するのが一番なのですが、できるかできないか不安定な状況では販売先を先に作ることは私にはできません。

かと言って販売できるものだけ生産していると普通のローカル野菜を普通にディーラーに販売するだけになってしまいます。それもきちんとした仕事なのでその部分も続けてやっていかなくてはなりませんが、それだけだと周りとの価格競争になってしまいます。
そんな競争はあまりしたくないので、となると、やはり特殊な野菜を生産しなければなりません。
それは、マーケットが小さいということと、ほぼ同じなのです。

そこで、そういった特殊な野菜を販売できるような場所があれば良いなと思い、そんな八百屋さんがあればな良いなと、感じています。

有機農産物という特殊な野菜を販売しているところはたくさんあります。しかし、そのほかにはそういった特殊なマーケットに向けて販売しているところがあまりありません。

もっといろいろな方面でマーケットはあるのではないかと思っています。
イタリア料理特化型八百屋さんとかあれば面白いと思います。

ニッチなところへ行くと価格競争から少し離れられます。
当然、ニッチなマーケットは量を勝負するところではありませんので少量多品種栽培になります。
そこは難しいのですが、私にとって面白い部分です。また、小規模農家が生きていける隙間とも思います。

○○特化型八百屋さん。
やってみたいです。

今年も始まりました。

今年もわが圃場では稲作が始まりました。

今年はどうなるか。毎作毎作いろいろなことが起こるフィリピンです。
なんとか安定的に予測のできる生産体制を作っていきたいものです。

今年の雨季はどうなるか。雨が少ないような感覚があります。なんとなくですが。
どうなることやら。

この苗は5月15日ごろに田植えをして8月中旬ごろの収穫を予定しています。

今年の雨季は4圃場、順次作付を開始していきます。



今季の目標は、計画したものをどう遂行してどうなったかをわかるようなシステム構築です。
なんだか忙しくなってきているので、自分の目で確認できなくてもわかるようにしていきたいです。



野菜のほうは試験的なものをいくつかやっていきます。

ニラは拡張しちゃいました。販売量を増やしていきます。



今年もよろしくお願いいたします。

Strawberry in China

I have chance to see farm in China.
since march, there are so many strawberry fruits.
and I feel these strawberry is big and sweet, it's good quality.

...

I have known agriculture in the Philippines, also Japanese agriculture.
I also feel big advantage of Japanese agricultural infrastructure and
situations compare to Philippines agriculture.
So, I feel it is so difficult to manage farming in the Philippines same
as Japanese agriculture.

I could have chance to see Chinese agriculture.
I'm sorry i was thinking china is not so developed country regarding
agriculture.
However, I realized it is totally wrong. Chinese agriculture is
developed so well.
Of course, not all farming in China are developed as well.

...

I worry about Philippines agriculture especially strawberry production
in Benguet.
Benguet is the biggest strawberry production in the Philippines.
Since long time ago, they are planting strawberry.

however, I felt technology is not so good compare…

家に帰ってきてホッとする瞬間

先月から出張や帰省などが続き長く家を離れていました。
家に帰る前に圃場の確認をするために農場を寄りましたが、帰ってきたという感覚ではなくてやって来たという感覚に近かったのです。
稲がないというのもありますし、1日くらいしか滞在しなかったというのもあるかもしれません。


田植えが始まる時が一番懐かしさを覚えるときかもしれません。


その後、家に帰りました。家族は一足先に家に帰っていました。
家に着いて休んで翌朝、朝ご飯をみんなで食べました。
その時の味噌汁があまりに懐かしくておいしかったのです。その時やっと家に帰ってきたというほっとした感動がありました。

おふくろの味なのかと。

実家に帰ったときはそんな感動はありませんでした。舌が変わったのかもしれません。
親の作る味噌汁が変わったのかもしれません。



もしかすると、味噌汁というものは特殊な料理なのかもしれません。
味噌の種類、塩加減、具材、すべてが絶妙なバランスで成り立っているわけです。
しかもそれが、ほっとする味にまで昇華しているわけです。

ほかの料理でホッとする味というものはなかなか出せないかもしれません。



フィリピンでは、そんなホッとする味は何にあるのでしょうか。

初めての中国、見たところ

今の季節だからかもしれないが、お茶をめちゃくちゃ飲む。

電動バイクが主。

車は中国車が多いが、外車はどこの会社のものもよく見る。ヒュンダイがある。

ここだけかもしれないが、もち米を食す。野菜炒めが多く、葉物をよく食べる。香辛料をいろいろ使う。

googleが検閲に引っかかるのにアンドロイドが多い。アプリはどうするのかと思うが、何とかストアなるものがある。
思いのほかiPhoneを使っている人が多い。
インターネットが普及していてWechatなるもの(LINEみたいなもの)がチャット、通話、メール替わりに使われている。

ご飯を食べるのはめちゃ速い。なので活気あふれている。

google、LINE、facebook、Instagramは使えない。検索でも使えない。
スマホだと通知で数行見ることができる。

hotmailは使える。
Skypeも使える。

朝ご飯は麺類はおかゆ。普通のご飯はまだ食べたことがない。

インターネットが検閲がかかっているから知らないことが多いのかもしれない。
聞いて良いのかわからない。

おじいさんたちと一緒に仕事をしているが、みんな笑顔で接してくれるし、優しい。
でも戦争のことは聞けない。というかそもそも言葉がわからない。

コミュニケーションはyahoo翻訳や翻訳アプリで筆談が多い。
電話で話してそれが翻訳されて出てくるものもあって驚く。
漢字で書けばけっこう意味が伝わる。

ここで仕事をしている人の実家はここから1,700㎞離れたところらしい。
広すぎる…。

Hardwareショップがフィリピンと同じで親近感がわく。
ごはん時分になると挨拶が食べましょうになり、フィリピンと似ている。

久しぶりのドキドキ感

縁があって上海に降り立つことができました。

夜に空港到着、運転手さんと落ち合ってホテルへ行くという予定でした。

そもそも、私は直接面識がない人たちとのやり取りでこの予定が決まったわけですが、傍から見るとなんと怪しいことをしたのでしょう。というものです。

面識ない人とのチャットで上海行き決定。
空港に真夜中到着。
中国人運転手の顔写真だけが頼り。
どこに行くかもわからない。
そもそも中国語なんて勉強したこともなく、まったくわからない。

けれども、なんとか無事でいます。

昔、ドイツに行った時のことを思い出しました。
ドイツ語が分からないのに一人ひとり電車から降りて農場先へ行きました。
最後、駅に降りたら怪しいドイツ人二人がちょうど降りた扉の向こうにいました。
私はだれと会うのか知らず、向こうは写真だけ私の顔を知っていたのだと思います。
それで声をかけてきてくれるわけですが、怪しいので怖いわけです。
その時は仲間がいました。その仲間の農場の方はきれいな格好をしていました。
そんな感じで始まった農場研修。

今回の上海はそれ以上の条件だったと思います。
辞書を片手に聞くのですが、わからず。そもそも中国人はアルファベットは使わないので漢字があるところを指ささなきゃいけないことを感じました。というのも辞書を持っていても発音がわからないのでアルファベットの通りに読んでも通じないのです。
辞書というものは勉強した人が使うものだと初めて知りました。

そんなこんなで始まった上海での仕事。一回の渡航で約2週間の滞在。
果たしてこれからどうなるのか。

フィリピンで仕事をするということ

フィリピンで仕事をしていると話すと、フィリピン人のほとんどの人は言います。
フィリピン人は日本へ仕事をしに行って日本人はフィリピンに仕事に来る。と。

なんでだ。ということなのですが、簡単に言ってしまうと
フィリピンのほうがおもしろいし、日本のほうが大変。
ということになってしまいます。

フィリピンのほうがおもしろい。という理由を考えています。
結構自由。型にはまらないものに対してもおおらか。
発展する部分が素人目に見ても多い。
基本的に人が良い。
が思い浮かぶところです。

日本が大変というのは。
収入が大きいけれど支出が大きい。
何を始めるにしてもいろいろ大変。技術とか手続きとか。なんにしても。
型にはまらないことに対して非常に厳しい。

それでも、日本は生活しやすい国です。
なんでも整っています。
電車、道路、商品、サービス。
役所でも、誰に聞いても同じ答えが返ってきます。
けがや病気になっても保険がかけられていて気軽に病院に行けます。
年を取っても年金という制度があり、多少安心です。

ほとんどのことに対してフィリピンより生活がしやすいわけです。

それでもフィリピンが良いというのはなぜなのでしょう。
日々、自問自答しています。
考えれば考えるほどに果たして良かったのか。というものが出てきます。

今は若くて元気だけれど、年取ったらどうするのか。
親の面倒を見なくてはいけないとき、どうするのか。
子どもの教育はどうするのか。
大体のことは、お金で解決する問題が多いので、それを稼げば良いだけということになってしまいます。
それでも、フィリピン経済の中で仕事をしているので世界から比べて賃金が非常に低い国でどうしていくか。賃金が高い日本では考えない事項です。
日本人はフィリピンに来るとなんでも安いといいます。日本円で換算して日本の感覚で見るからです。
本当は非常に物価の高い国なのです。
その中で生きていくにはどうすれば良いのか。
やはり安いものに手を出さなくてはいけません。
だからフィリピンでは商品の価格が非常に重要になってくるわけです。
安いということが選択肢の重要な部分なのです。
そこを良いものに付加価値を付けて高く売るというのは結構大変なことなのです。
でもそこが、フィリピンで仕事をすることの面白いところの一つでもありますが。



世界が小さくなっている時代にどこに住…

Last area ready to harvest

今年は始まったばかりですが、圃場の一年はそろそろひと段落です。 この圃場の収穫が終われば、雨季まで一息つくことができます。それでも緑豆やニラなどまだありますが。 それとこれからの時期は暑くて暑くて大変な時期です、私にとっては…。こっちの人なら大丈夫なのかもしれません。 避暑にどこか行きたいなと思いつつ、家で家族と過ごすのかもしれません。 それでも圃場へ顔を出さないわけにはいきません。やっぱり心配なので。それと雨季の準備も始めなければいけません。



あれ、ゆっくりできないのかも…。

The coldest beer in town

たまに行くレストランで町で一番冷たいビールというものができました。Beer below zeroとも書いてあります。 この町も発展しているなと感慨にふけながら注文してみました。 1本目。 凍っていました。 確かにbelow zero. 2本目。 最初の一口だけ飲めました。 カウンターの裏を見ると水につけて溶かしていました…。 ビールはフリーザーに入っていました。 そりゃ凍る。というか確かにbelow zero. 溶けているやつも冷たくて良いのですが、普通のビールと違って舌触りがなんだかぬるっとしています。 結構、絶妙な商品となっております。 … ちなみに3本飲んではいません。最初の2本は交換して水に浸かっています。

農業生産者はどれくらい必要なのか

フィリピンで町を歩いているとたくさんの店があります。
サリサリストアというものがあってそこではお菓子から洗剤、ジュースなどいろんなものが売っています。しかも全部小袋になっていて使い切れるような商品ばかり置いてあります。
食堂というほど立派なものではありませんが、食事ができるところもたくさんあります。そこで食べられますし、そこも小分けして袋に入れてテイクアウトできるような仕組みがあります。
その二つがあれば家に物がなくても生きていけるんじゃないかというくらいに庶民の物置代わり、台所代わりになっています。
ほかにも機械の修理屋さんなんかもたくさんあります。
それらはすべて個人商店であります。一つの小さな町にどれだけあるのだろうかというくらいにたくさんあります。

それを見ていると農家も同じなんだなと見えてきました。農家も言ってみれば個人商店です。



今後、こういった小さな個人商店は生き残っていけるのかと考えています。
現在、フィリピンは高度成長と言われています。実際のところはわからないですが、物価はどんどん上がっています。なんとなく、日本と比べてしまうわけです。
日本でも商店街がどんどん廃れていきました。食堂もどんどん減っていると思います。
駄菓子屋さんなんかも減っています。
コンビニやスーパー、チェーン店などがどんどん増えてきました。
フィリピンでもコンビニはどんどん増えています。ファストフード店もどんどん増えてきています。

そうすると小さな個人商店は減っていくのが誰もが考えるところであります。
そういったところはどうやって生き残っていくのか。一つには大きくしなければいけないのだと思います。
もしくは大型店に負けない何かが必要でしょう。

農家も同じようになっていくのかもしれません。
統合していって大きくしていかなければ生き残れないのかもしれません。

どう大きくしていくのか。特に農業は倍々ゲームで増やせられる商売ではありません。一般的に大きくすると単収が下がっていく傾向にあります。目が行き届かないのが一つあります。
大きくすることで得られるメリットは何なのか。
コストを下げられるということと物量を大きくすることで強くなれることだと思っています。



どれくらいの規模だと生き残れるのか。小さい農家はどうやって生き残っていくのか。
将来を決めていく上での課題となっています…

とりあえず窒素

今季もそろそろ終盤です。今季も色々と発見がありました。
一つには窒素施肥についてです。

今までは病虫害や栄養のバランスなど考えて周りより少なめにしていました。
ただ、考え改める要素が増えてきました。
イネで言えば、日本より生育期間が短いため出来るだけ早くに大きくさせないといけないのです。ゆっくり大きくさせると出穂に間に合わなくなってしまいます。

また、日射が強く温度が高いので分解される量も多いのかもしれません。

そう考えると次作の課題となりました。
一度に多量に施与すると流亡してしまう量が増えます。
同量をどういったタイミングで分割するか。

経験が浅い分、毎作いろいろ課題が出てきてしまいます。

乾季作も残りわずか

乾季作のイネも出穂期をむかえています。
収穫はすべての圃場で2月中旬頃になるかと思います。

収量はどうなることやら...。
おコメの御注文お待ちしております。

トマトの収穫

試験的に栽培したトマトの収穫が始まっています。
暑いところなのですが、収穫までには思ったより長い期間かかりました。 やはりトマトは甘いほうが良いということで赤くなって収穫したら運搬でほとんどダメになってしまいました。だからけっこう青いうちに収穫しなくてはいけないのです。そして、半熟くらいのものは家で3日くらいで食べごろになりました。運送、店に並べて口に入るまでには少し短いようで早いうちに収穫しなくてはいけないのかもしれません。 日本ではどうなのでしょう。 見た目には赤いほうが美味しそうなのですが…。

意味不明の出来事

昨晩、圃場に自転車を置いていきました。トライシクルで行かなければならない所があったので。遅くなって家に戻りました。たまにそんなことをしているのでスタッフも気を利かせて自分の家に持って帰ってくれます。昨日もいつも通り持って帰ってくれていました。 今朝、圃場に行くと自転車がありません。 聞くと昨日乗って帰ったから家にある。と。 … フィリピンでは普通理解できないことがよく起こります。今までいろいろありましたが、なんとか理由付けしてきました。しかし、今回の出来事は全く意味がわかりません。 どうして今朝自転車に乗って来ず歩いてきたのか。 スタッフに聞いてもあいつが乗った帰ったとか責任逃れ。 別に誰が乗ろうが関係なくて、何故朝自転車があるのに使わず、歩いてきたのか。ましてや自分の自転車ではないのに。 理解できるのにしばらく時間がかかりそうです。

今年の挑戦 (1) トマト

今年の挑戦の一つはトマト生産です。

日本のような施設園芸には到底かないませんが、フィリピンにあるローカルの品種よりもちょっと品質の良いトマトを生産する計画にしています。

フィリピンのトマトの品種はいろいろありますが、一般的なものは皮が厚くて甘くありません。それよりも、まずちょっと良い品種でおいしいトマトを良い収量で作るのが今年の目標です。

今までいろいろな甘い品種のトマトを試してきましたが、ほとんどのものは途中でウイルスにやられてしまいました。大きくて甘いトマトはなかなか難しいのです。

今回の品種は最初、ウイルスにかかったものは少なかったのですが、だんだん増えてきています。一般的に虫や樹液(野菜でも樹液というのかどうか知りませんが)を介して伝播します。

トマトに限らず、初めて栽培したものに関してはそんなに害虫がつきません。それもあって良かったのかもしれません。

2作3作続けていくと熱帯の高温で繁殖しやすい虫はどんどん住処を移動して増えていきます。日本では冬があるので一度、虫の繁殖がリセットされますが、フィリピンではそうはいきません。年がら年中虫は繁殖し放題です。それをどうコントロールしていくか。トマトに限らず、農業全般的に課題です。



生産技術はまだまだ低いですが、良くしていきます。