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Showing posts from October, 2018

ハロウィンとかいう悪魔のお祭りなんか祝うもんじゃない。

フィリピンに来てからハロウィンが身近になりました。日本でも最近になってもてはやされています。   本当に祝うものなのでしょうか。   大昔は、ヨーロッパでの収穫祭が元になったと聞いています。 収穫祭は重要な祭りです。祝った方が良いですね。収穫の喜びと感謝。   わからないのが、なぜ、悪魔や悪霊に扮して祝うのか。 日本のお盆みたいなもので魔女や悪霊から身を守るために仲間のフリをするらしいのです。   それで、子どもたちが家を周り、トリックアンドトリートと言ってお菓子をくれなきゃイタズラするというのです。 まるで悪霊ごっこをしているように思えます。   そんなことでお祭りになるのか。と思ってしまいました。 日本はやはり日本でした。 以前、お彼岸のお墓詣りに行った時、ハロウィンということで悪魔やパンプキンなどの人形が置いてありました。 お墓という神聖なところで悪魔を置くのか。不思議に思いましたが、それが日本なのかもしれません。   …   そんな悪魔を祝うより、純粋に収穫の喜びと感謝を祝うようにしたいです。 うちは収穫祭とともに誕生を祝う日としています。  

殺虫剤は本当に効いているのか。

毎週のように殺虫剤を撒いているのですが、散布後、ツバメがよく低空飛行しているのを見かけます。 彼らは殺虫剤を撒かれた圃場から逃げてくる虫を食べているのではないか。 殺虫剤というのは殺していないんじゃないのかな。と思ってしまいます。   ということは逃げ切れた昆虫はほとぼりが冷めたら帰ってくるのだろうか。 嫌になってしまいます。   熱帯農業は害虫との戦いが主と言っても過言ではありません。 日本のような温帯と比べて 1.気温が高い 2.冬がない ということが大きな違いです。   気温が高いというのは昆虫にとって良い環境で餌と水があればどんどん繁殖していきます。 また、冬がないということで絶滅の危機に瀕することが全くないのです。 日本のように冬があればそこで寒さに負けて密度が低下します。   熱帯にはそれがないわけです。   さらに、人間の方も一年中作付けできるのでいつもどこかでイネなりヤサイなり栽培しています。 それも昆虫にとっては住処を転々とし繁殖し続けます。   また、繁殖が早いというのは殺虫剤に対する抵抗性を獲得しやすいということにもつながっていきます。 散布する農薬の種類も少なくなりがちです。農家が思い思いにめちゃ効くと噂の農薬をどんどん散布するので抵抗性もつきやすくなります。 そういったこともあり、熱帯農業の害虫のコントロールは大変難しいのです。   効かないんなら撒かなくても良いということにもなってしまいますが、少しは効くし、忌避にもなるのでやめられません。   農薬も安いものではないので、どう減らすか。どう効果的に散布するか。が課題なのです。