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Showing posts from April, 2015

コシヒカリとササニシキ

日本のおコメはおししいですね。 現在は、コシヒカリが主流になっています。 昔はササニシキも生産量が多かったのですが、今は、家庭ではなかなか食べられていません。寿司屋では良く使われているようです。 … 日本の米の品種は昔、農家が風に倒れない株を増やしたり,穂が長い株を増やしたりしてきました。 その後、品種を掛け合わせて収量が高い品種、病気に強い品種、おいしい品種など研究が進められてきました。 … もちもち感というのはおコメの中のデンプンの種類によって決まります。 一番もちもちしているのはもち米でアミロースとアミロペクチン(デンプンの組成)の比率が100%アミロペクチンです。 普通のおコメ、うるち米、は16-25%くらいの範囲の中でアミロースが含まれています。 アミロースが多いと、アミロペクチンが少ないということでパサパサのお米の品種となります。 コシヒカリは17%くらいのアミロースらしく、ササニシキは20%くらいだそうです。 栽培環境によって変わりますが、大体そのようです。 … 品種によって大きく変わるのですが、ササニシキはコシヒカリの兄弟の子どもらしいです。 コシヒカリはもち系の品種でササニシキはそうではないような情報を見ましたが、私が調べた限りでは、両方とも先祖はほとんど同じなのです。 … ただ、コシヒカリはアミロペクチンが多いということで少しでおなかがいっぱいになるおコメです。フィリピン米と比べると日本ではフィリピンほどおコメを食べられません。 日本米は少しでおなかいっぱいになるおコメです。 腹持ちがよいので気をつけないと糖尿病などになる可能性が大きいのです。 … コシヒカリはおいしいです。 私には記憶はありませんが、ササニシキも和食に合うあっさりした味で噛むほどおいしくなるそうです。お寿司屋さんにも好まれています。 … おコメもいろいろ品種があって食べ方がいろいろです。 … フィリピンにもいろいろなお米の品種があります。 パサパサで冷えると硬くなるやつから冷めてもそんなに硬くならないやつまで。 日本ほどもちもちした品種はまだ見たことないですが、いろいろ食べ比べると違いが見えてきます。 私は、フィリピンの暑さで日本米のような胃にもたれるご飯よりもあっさりしたご飯でスープと一緒に食べるのが好きです。 …

新しい圃場

新たに圃場を借りました。 0.5haの試験用です。 水牛さんに畝を立ててもらっています。 来週くらいから移植をやっていく予定です。 … そろそろ雨季が近づいてきました。 一年が始まりそうです。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

"私たちの全ての基準は、それが世界中の子ども・子孫にとって「よいことかどうか」です。"

先日お借りした本で知った言葉です。 会社概要 - 七福醸造(株) という白だしを製造している会社の理念で、経営者も家族、子ども、子孫に対して安全安心なものを製造、お届けする、と言っています。 一番大事なことです。私も共感できます。 私の農業生産はまだまだそこまで達していないのですが、なんとか近づけるように勉強して実践していきます。 有機栽培かどうかは別として安全安心で持続可能な農業生産を目指します。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

もち米の収穫から想う

乾期作のもち米試験栽培無事終えました。いつもの現地米より少し長い栽培期間でした。 毎作のことで収穫の感謝を忘れつつある気がしました。 けれど、大地と生命、天気、すべてのお陰という事実。思い出させてくれました。 大地で耕して人々においしいといってもらえる食べ物を供給する仕事。 ... 今食べている豆腐も豚肉も玉ねぎも唐辛子も。醤油もビールも。 すべて、大地から頂いて、美味しく食べられるように加工されて、今私が頂いています。 豆腐と醤油の大豆とビールの原料は海を越えて来ています。ほかはきっとフィリピンで生まれ育っています。 そう考えると世界の中で地球で生きていることを思います。 ... そう想いながら頂く晩ご飯。 本日も有難うございました。

緑豆の根粒菌

現在、圃場には 緑豆 が育っています。 日本ではもやしに使われることが多いのですが、フィリピンでは、もやしにもしますが、スープに入れたりします。 彼らは乾燥に強いです。乾季の稲作の後、土壌に水分を吸わせて播種しました。その後、暑い中、灌水は一度もしていません。 葉面散布で水分を供給しているくらいで緑豆の根っこがよく頑張ってくれているのです。 マメ科ですので根粒菌がついています。 空気中から窒素を吸収して栄養にしてくれる良いやつです。 … 根粒菌だと思いますが、多いのか少ないのか分かりません…。比較対象がないので。 こんなに小さくてこんなものなのか。というような印象です。 フィリピンは根粒菌が少ないのかな…。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

世界で一番おコメを食べているのはどこの国?

世界で一番おコメを食べているのはどこの国? こんな記事がありました。 フィリピンもなかなかおコメを食べている国なのですが、上には上がいるようです。 おコメを世界一食べているバングラデシュは1日に1/2kg食べているそうです。 ちなみに日本はずっと下の50位。1日に1合も食べていません。 フィリピンは第7位。2合強食べています。 私が小さい時、日本人は1年に一人1俵食べると習いました。 この記事だと45kg弱ですね。 食の多様化ということで小麦の消費が増えたのだと思いますが、食べる量が減っていっているのだと思います。 ご飯をいっぱい食べて仕事する時代は終わったのですかね…。

12日、収穫します

もち米の収穫を今週日曜日行ないます。 言っても、300平方メートルという猫の額くらいの広さなのですが…。 これくらいだと、お金の関係なくて楽しいだけですね。 … フィリピンにはもち米が2種類あるそうです。 長粒のもち米と丸いもち米。 この品種は丸いもち米の品種らしくて長粒のもち米よりももちもちしているそうなのです。 知人から種子を頂いて栽培試験してみました。 ほんの少しだけ試食して、残りは来季の種子として保存します。 つきたての餅を伸ばしてそのまま胃へ流し込む食べ方が最高においしい食べ方なのですが、このもち米で餅つき大会ができることを夢見ています。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓

Nira Egg

Nira (garlic chive) is common vegetable in Japan. There are many dishes using nira. Nira egg, is one of the dish, you can cook easily. Ingredients; Nira, egg, tomatoes, salt and pepper 1.beat eggs with salt and pepper. cut nira and tomatoes 2.fry eggs and mix tomatoes and nira. 3. cook them with mixing. 4. dish up and eat ;) nira has rich vitamins. and make immune system stronger.

精米所

乾季作のおコメの販売をしています。 注文があったのでモミを精米に来ました。 日本では玄米で保存をして精米していきます。 フィリピンでは、モミを保存しています。そして精米所で白米にします。 おコメの鮮度は酸化と関係しています。 白米よりも玄米、玄米よりもモミの方が保存には良いようです。 もちろん、温度も関係しています。直射日光が当たって暑いところよりも日陰で風通しが良くて涼しいほうが良いです。 … 私は規模が小さいのでこういったローカルの精米所へ持って行きます。 米のディーラーは大きな最新式の精米所に持って行き、精米しています。 ですので、量が少ない品種は流通の都合で混ぜられてしまう可能性があります。 フィリピンには日本にも負けないくらいにいろいろな品種が開発されています。収量が多いもの、柔らかくておいしい品種、収穫期間までが短い品種など。 フィリピン米と一言に言っても味や香り、食感がいろいろ違うのです。 … 今日も大地を耕しております。 ↓応援よろしくお願いします。↓