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Showing posts from September, 2014

Drying rice

突然、乾期になったのか雲がない快晴なのです。 モミを乾燥しています。 一番骨の折れる仕事。 手間がかかり、労働力もかかります。 おまけにお金にならない仕事なのです。 これも全ておいしいご飯を食べるため。 … がんばるぜぃ。 あと1日。

Threshing

イネ収穫後、まとめて一晩おきました。 本日、脱穀しました。 収穫したイネを脱穀機に食べさせてわらとモミを別々にします。 モミを袋に入れていきます。 この時、一袋約60kg。重たいですねぇ。 この後、モミを乾燥させて精米します。 モミの乾燥は、通常道路上でします。 道路上というとあんまり良いイメージではないのですが、天日干しです。 なんだかプレミアが付きそうですね。ものは言いようでした。 乾燥機もありますが、そこにかかるコストが高いのです。一般的に行なわれている道路上での乾燥に比べて約2倍くらいかかります。 ただ、今の時期は雨のリスクがあるので使う人もいます。 乾期は誰も使いません。雨の心配がないので。 一年に一回の稼働なのです。日本と同じですね。 明日からお天気と相談して乾燥作業を行ないます。

Harvesting now

お日柄も良く。 稲刈り真っ最中。 きっと今日中には終わると思います。 … フィリピンではもちろん手刈りなので、圃場がぬかるんでいてても大丈夫です。 先週末に台風が2回接近したのでぬかるんでいるどころか一部湛水しています。 この地域ではイネの真ん中らへんから刈り取ります。 みんな、かがむと腰が痛くなるから腰に無理のないように真ん中らへんから刈ると言います。 地面が濡れている時は残った株の上に置いていき、後でまとめて山にします。 それを次の日に脱穀して袋に入れてディーラーに売ります。 もしくは自分で乾燥させます。 … 今日まではなんとかたどり着けました。あともう少し。無事に終わりますように。 遠足は家に着くまで遠足です。稲作は販売が終わるまで稲作です。

harvest

typhoon passed. we will harvest tomorrow :)) 台風が過ぎ去りました。本日曇天。 明日は稲刈りだぁ。

日本とフィリピン寿命を比べてみた

いつも日本とフィリピンとなりますが…。 国の平均寿命順リスト 日本の平均寿命は83歳 フィリピンは69歳 14歳違うわけであります。 平均寿命はただの統計上の数字なので今の人たちがその年になるまで生きられる可能性が高いというわけではありませんが。 食生活も医療も全然違う国なのです。 … 平均寿命の他に健康寿命というものがあります。 健康寿命 "平均寿命から介護や病気で寝たきりの期間(自立した生活ができない期間)を引いたものが健康寿命になる。" 日本では約10歳平均寿命から下がります。10年間は入院、寝たきりをするようです。 フィリピンの場合、富裕層はまだ未確認ですが、普通層はぎりぎりまで病院に行かないのです。お年寄りは、病気で病院に行けば亡くなる可能性は非常に高いのです。そこから、勝手に健康寿命を推定すると平均寿命マイナス1歳くらいです。 健康寿命という点で見ると 日本は、83-10=73歳 フィリピンは、69-1=68歳 その差は5歳に縮まりました。 … 赤ちゃん、子どもの死亡率の比較です。 新生児・乳児死亡率、国別順位 - WHO世界保健統計2013年版 新生児は、生後約1ヶ月未満の赤ん坊。死亡率は 日本は1000人中1人 フィリピンは1000人中12人 乳児は、生後約1年未満の赤ん坊。死亡率は 日本は1000人中2人 フィリピンは1000人中20人 その後の子どもの死亡率は統計が見当たらないので比較はできませんが、フィリピンの方が多いはずです。 そうすると、日本とフィリピンの平均寿命の差がさらに縮まることが推察できます。 … 健康で長生きするために日本は食生活改善、運動することを推進したり、いろいろなことをしていますが、それを行なっていないフィリピンとの差はわずかなのです。 … きっと、日本は運動不足なのでしょう。 きっと、食生活は大きく問題ないのでしょう。 きっと、一番大きな要因はストレスなのでしょう。 … 何のために生きているのか考えさせられます。

イネはやはりアジアのものです

先日の台風で一部洪水になっています。 水田も洪水です。 見にくいですが、イネの半分以上が水につかっています。 穂は水面より上なので、なんとか収穫できそうです。 すでに倒れて水につかってしまっている圃場もありました。 ここは今週末収穫予定なので実もできているから早いうちに収穫して乾燥させると思います。 … 日本では品種改良が進んで背が低い品種になりました。洪水よりも台風の風が問題だからです。 フィリピンでは背の高い品種ばかりです。 台風が当たって風で倒れることもありますが、やはり背の高い品種なのです。 その一つの理由にこういった洪水時の対策になっているのかもしれません。あえてではありませんが、もともとのイネの特性を生かしています。 風で倒れても収穫できますが…。 … もっとひどいところはイネ全てが水の中、というところもあります。そんな場合はどうなるのでしょうか。数日ならイネも頑張ると思いますが、長期間になるとやっぱり窒息死するみたいです。 … これが小麦だったりトウモロコシだったらすぐにダメになります。 やっぱりアジアはおコメの地域なのです。

台風に耐えました

写真がちょっとダメですが…。 雑草もダメですが…。 台風15号(ルイスさん)がだいぶ北の方を通ってくれたおかげで、無事イネが立っています。 圃場に来る途中、他のイネは倒れているところがあり、どうしようかと不安でなりませんでした。 我がイネは無事立っていました。 やはり、一つの解として疎植が良いのかもしれません。 苗の量も少なくて済むし。 … あと1週間、お天道様、よろしくお願いします。

なにはともあれ生産が一番重要なのです

私は、フィリピンで農業をしています。 稲作を2013年から始めています。 もともと農家ではないので全てが全て試行錯誤。 フィリピン農家よりも儲けていないかもしれません。 ただ、私はフィリピン農家と同じ事はしたくありません。それだったらわたしがわざわざフィリピンで稲作する必要がないのです。 特殊な生産方法と特殊なマーケットを作る必要があります。 生産で言えば、安全で信頼され、おいしい食料生産を目指しています。 収量増加が大事なのですが、それも徐々に技術を固めていきたいと考えています。 安全で信頼される美味しい食べ物を生産して、それを販売しなければいけません。 特殊なマーケットですので、マーケティングやブランディングが大事なのです。 それら全てを周りの人たちに助けてもらいながら商売をしています。 … 全てが大事なのですが、やはり、生産が一番重要なのです。 徐々に慣れてきましたが、まだまだ生産に不安があります。天候不順もあります。それらを克服してある水準以上のおコメを生産しなければいけません。それを拡大して、たくさんのお客さまに食べてもらいたいのです。 そこなしには、マーケティングやブランディングの方法など必要ないのです。 生産すれば、自ずからマーケティングやブランディングは見えてきます。 一番重要で、一番大変な仕事が生産現場なのです。 … 食べ物はポッと出てくるわけではありません。 種を蒔いて、生育の補助をして収穫してやっとこさ食べられるのです。 … 世界中で食料を生産している人に感謝です。 多くの人たちによって私たちは生かされています。

how to cook rice (memo)

1. clean rice with water. remove dust from rice. 2. wash rice remove rice bran, but not totally. 3. put water same volume of rice plus 10% in jar. (If you use 10 cups of rice, put 11 cups of water) 4. absorption water into rice ca. 30min leave the jar. 5. cook rice at first, strong fire until overflowing boiled water from jar. very small fire for 15-20 min. have attention if rice is burned. if so, still need to make smaller fire. Don’t open cover. you need to keep high pressure in the jar. 6. steaming process stop fire and leave 20-30min. don’t open cover. 7. Finish. Let’s eat :)) … Important is 1. absorb enough water in rice. and enough water for cooking. 2. as shortest time as possible until boiling. 3. low fire to avoid burning. 4. don’t open cover for keeping high pressure in jar. 5. enough time for steaming process.

小さな収穫祭

バギオへやってきました。 大好きなところです。 収穫した日本米と野菜。ニラとダイコンとキュウリ。 全部、自分の畑で育てたものです。 卵は日本の高知から来ています。 新米で一番最初のおコメです。 水分を多めに入れて炊きました。 収穫の有り難さを味わう時間。美味しくできたという喜び。 一番幸せな時間なのです。 … 来週はフィリピン米の収穫。この品種も美味しいのです。パサパサだと思われているフィリピン米なのですが、これはちょっと違います。これもまた美味しいのです。 ただ、収量が少ないという事と流通業者が他品種と混ぜてしまっているので通常、マーケットではお目にかかれない品種なのです。

日本米収穫しました

金曜日からのお天気で日曜日に収穫、本日、月曜日に脱穀、乾燥を行ないました。 フィリピン米に比べてほぼ半分の収量なのですが、やっぱり収穫の時は嬉しいものであります。 お天気にも恵まれて、順調に進んでいます。 明日も乾燥させて、次第で明後日くらいには精米できそうです。 … ありがたや、ありがたや。

経済発展と多様性

フィリピンは、現在どんどん経済発展しています。 きっと日本の数十年前はこんなだったのでしょう。 … 私は7年間フィリピンに住んでいます。 来た時は、勝手が分からなかったのかもしれませんが、今くらいに物はありませんでした。 例えば、ビールです。 ビールはありました。 普通のやつと軽いやつと強いやつ。どれも2-3社から出していました。 今は種類が豊富になりました。 レモン味やリンゴ味。カロリーオフもあります。大きなスーパーに行けば外国のビールもたくさん並んでいます。キリンもアサヒもあります。 … レストランもいろいろな種類が増えました。 コーヒーショップもたくさんできています。 生活に余裕ができてくると趣味など幅が出てきます。 バイクや自転車でツーリングする人が増えてきました。 … 日本はいろいろな物があっていろいろな工夫がされています。感心する物事がたくさんあります。 きっとフィリピンも将来、そうなっていくのでしょう。 … 日本はこの先どうなっていくのでしょう? 新しいものをどんどん開発しています。そのスピードも速いのです。流行廃りがどんどん速くなっています。 さらに価格競争で生産側は切磋琢磨しすぎて身を削っていると思います。 その先には何があるのか。 … フィリピンはまだそこまで達していません。しかも都会は裕福になっていっているので良いものにはどれだけでも払ってくれそうです。 ただ、貧富の差は大きいですが。 フィリピンは昔の日本と同じ時代を歩んでいますが、通信、運送等技術は先進国と同じなのです。 これからの発展は早いと思います。近い将来に日本と同じ問題を抱えることになるでしょう。 その時、日本はどうしているのか。今の課題をどう解決しているのか。どこへ向かっているのか。 … 今のフィリピンは向かい先が単純です。経済発展です。 それが成熟していくと幸せにも多様性が出てきます。最初のうちはそれが経済発展と重なっているのでものに多様性が出てくるのだと思います。 その後はどこに向かうのか。 … 多様化しすぎてバラバラになったら元も子もありませんね。