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Showing posts from 2018

フィリピンは食料が高騰しています。

フィリピンに大型で猛烈な台風が襲来中。
フィリピンの野菜ボウルと言われているベンゲット州が大きな被害を受ける。

これでまた、野菜が供給不足になると思う。
それでなくても、今年の雨季は長いモンスーンレインで8月はお天道様を見る日が数日しかなかった。
それで、野菜はすでに暴騰中。そこにスーパー台風。泣きっ面に蜂。
最短で年末まで野菜の価格は下がらないかもしれない。

そもそも、昨年初めから野菜の価格は暴落しなくなった。
単純に考えて、供給が不足しているのだろう。
何故か。
生産量減少?需要拡大?



野菜暴騰中のマーケットにて。
女性がバジルを買っていた。1,000ペソ/㎏だ。それでも買っていた。絶対に必要なのだそうだ。
ズッキーニも450ペソの値がついていたらしい。それでも買う人がいるのだろう。
ネギも200ペソ/㎏になった。キャベツは100ペソ/㎏を超えている。
以前では考えられない価格である。

暴騰しても買わなければならない人たちが増えたのかもしれない。
そうなると、今のような状況では価格は青天井になる。
以前は、いくらか以上になると、買い手側が買わなくなるから頭打ちしていた。

それはどんな人たちが買っていくのか。

絶対必要なものがある。というのはレストラン、ホテルだろう。
個人では暴騰中、我慢するのが自然である。



農家は儲かっているのか。

価格だけ見ると誰もが儲かっているというはずだ。
農家は収穫できなくて困っている。というはずだ。
確かに両者正しい。
売上=価格×収量
だからだ。
技術、運、があった農家は儲けている。少数だろう。
多数は困っているとはずだ。



今後どうなるのか。

そういったものを博打で生産する農家が増えるのだろうか。
博打を夢見て農家になる人たちが増えるのだろうか。
消費者側はどうするのだろうか。皆、日替わり定食を導入するのだろうか。



以前、仕事で安定要求の重要性を説いてきたが、本当に正しいのだろうか。
こういった事態があるから良いという農家もいる。

私もそうだ。今季、この台風前に収穫を終えたイネは高値で販売できた。その代わり昨季は大損したのでプラスマイナスゼロくらいだが…。
それでもこの博打によって成り立つ経営がある。

その一方で、ニラは安定的にマニラのレストランに卸している。一定の価格でほぼ一定の数量で。
そうすることでレストランの方は安心してニラメニューを出せている。
そういった経営もある。



イネに関しては私が稲…

大型で猛烈な台風がやってくる。

台風22号、フィリピンでの名前、Ompongが今晩、日付の変わる頃ルソン島北部に上陸します。今のところ中心の気圧は905hPa、中心の風速55m/秒、最大瞬間風速80m/秒だそうです。
この台風は太平洋ルソン島から離れたところで突然発生しました。当初はフィリピンまで到達しないような感じでしたが、北へは向かわず、ずっと西に進んできました。こんな進路を取る台風は珍しいです。
そして、今年はルソン島への台風の上陸は記憶にありません(したのかもしれませんが大きな被害はなかったはずです)が、今回で大きな被害になってしまいそうです。
この間の大阪へ行った台風21号よりも強いらしいのです。
インターネット上の動画で見たものは危険なものばかりでした。浸水した関空、風邪で倒れたトラック、舞う屋根、フィリピンで見ていて他人事ながら大変だなと感じていましたが、そんな奴がこっちへやってきます。

最初は収穫直前のイネの倒伏が心配でしたが、天気予報を見ているとそれどころではない感じになってきました。無事台風が通過することを祈るばかりです。

フィリピンでは日本で言う警報、注意報などをシグナルで表します。
シグナルは1から5まであります。
Signal #1:36時間以内に時速30-60㎞の風(風速約8-16m)
Signal #2:24時間以内に時速61-120㎞の風(風速約16-32m)
Signal #3:18時間以内に時速121-170㎞の風(風速約32-47m)
Signal #4:12時間以内に時速171-220㎞の風(風速約47m-61m)
Signal #5:12時間以内に時速220㎞以上の風(風速約61m以上)

ちなみに風速は
風速10-15m:樹木全体が揺れる。風に向かって歩きにくくなる。傘がさせない。トタン板が飛び始める。
風速15-20m:小枝が折れる。風に向かって歩けない。ビニールハウスが壊れ始める。
風速:20-25m:小枝が折れる。しっかりと身体を確保しないと転倒する。銅製シャッターが壊れ始める。
風速25-30m:樹木が根こそぎ倒れ始める。立っていられない。屋外での行動は危険。ブロック塀が壊れる。
風速30m以上:樹木が根こそぎ倒れ始める。立っていられない。屋外での行動は危険。屋根が飛ばされたり木造住宅の全壊が始まる。

というふうになっているようです。
(http…

収穫日に雨が降ってひと休み

今年の雨季はずっと雨でした。
5月に稲作を始めて、田植えが6月。そこから少ししたら大陸からの季節風が雨を運んできてくれました。
7月ごろから雨がちになり、8月はほとんど雨。9月に入ってそろそろ収穫です。今は、晴れるのを待っているところです。

ただ、台風は通過していません。かすったのはあったかもしれませんが‥。
ほとんどの台風はフィリピン沖の北の方で発生しました。
だから日本へ行った台風の方が多いです。

イネは、今までになく高く生長してくれました。肥料の量はほとんど変わっていません。
灌水は降雨のためほとんどしませんでした。

これを見ると、やはりイネというものはアジアの植物で雨が降れば大きく生長してくれるものだと感じました。

そこから考えると稲作に技術はどれだけ必要なのか。疑問になります。
田植えの技術、肥培管理、除草管理、害虫管理、湛水の管理、品種選定。さまざまな技術がありますが、タイミングの良い降雨に勝る技術はないのかもしれません。

結局、自然環境でほぼ決定し、それに私たちが手を添えるくらいのものにしかならないのかもしれません。

野菜栽培はまた違いますが、イネは私たちが育てているというよりもイネが育っているという表現でここでは生長しています。

日本ではどうなのでしょうか?

野菜はイネよりももっと管理しなくてはなりません。収穫までが早いし、管理技術で差が生まれる割合が大きいと思います。



収穫まであとわずか。
お天気を見るだけでほかにすることはありません。
ただお祈りするだけです。



明日、収穫できると良いな。

定期的なバックアップは必要でした。

先週、携帯電話が壊れてしまいました。
カッパのポケットに携帯を入れていたのですが、ポケットに水が溜まっていました。
ゴアテックスはすごいですね。ポケット内から水が抜けませんでした。

最初はディスプレイがおかしい程度だったので、パソコンにバックアップを取りました。
その後、直るかなーと思い、修理。
ディスプレイを交換しました。


ちなみに、iPhoneの場合、水滴など中に入ってしまった場合、SIM挿入口から中を見たら赤い点が見えるのです。普段は白い点です。


そして、10日後。
突然携帯電話がシャットダウン。
うんともすんとも言いません。

そこで、再び修理。

半日かけて、判明したことはボードが問題でどうしようもない。

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中に、水滴があったそうな。
最初の修理屋さんはきちんと乾かさなかったらしい。

大出費。

新たに購入しました。

以前がiPhoneでそのバックアップをandroidへ出す方法を知らなかったのでiPhoneの中から一番安いものを購入。
それに以前のバックアップを入れました。

appleのすごいところ
バックアップを人質にとって使わせるところ。
バックアップがいとも簡単にできること。

昔、パソコン自作をしていたころは部品などすべて囲い込むappleが嫌いでした。未だ、macbookなど使ったことがありません。

しかしながら、iPhoneのバックアップの簡単さには驚きました。
素晴らしいシステムです。

私はiCloudは使っていませんが、iTunesでのバックアップで十分だと感じています。
連絡先はもちろん、アプリのデータ、写真まで復活できます。

ただ、以前のiOSより古いものはまず、iOSをアップグレードしなければなりません。
そこが注意点ですが、勝手にしてくれます。
インターネット接続が良いところでは1日もあれば完全に元に戻してくれます。



バックアップの方法は簡単です。
パソコンにiTunesをインストールして、iPhoneを接続してバックアップを選択するだけ。

復元も同じ手順。
iTunesを開けてiPhoneをパソコンに接続。
バックアップを復元。
それだけです。



いやいや、バックアップはしておくべきですね。
そもそも、壊れないようにするのが一番ですが…。

自分の生きたい社会とは?

フィリピンで農業の事業をやっていますが、いくつか現代の社会の成り立ちに違和感を感じています。 私は人を雇って農業をしています。 農業で生活をしていきたいということでやっています。 自分のしたい生活を送るためにはなかなか大変なことです。 そのためには何haしなきゃいけないとか計算すると結構大規模になってしまいます。 そのためには人を雇わなければなりません。 彼らにも生活があって生活費が必要です。しかし、私が必要と考える費用よりは安いはずです。 だから、事業が成り立っているのです。 もし、皆同じくらいに費用が必要ならばどうなるのか。 例えば、iPhoneが使いたい、車に乗りたい。旅行に行きたい。きっとあるはずです。 そう考えると現代の経済社会はお金持ちがお金を使って安い人件費で事業をして搾取している。という見方ができます。 悪い言い方ですが、そんな感じがします。 お金や情報、さまざまな物事、環境のギャップ、不平等でビジネスが成り立っていると思います。 それが嫌なら、どんな社会が良いのか?

皆が夢を見て、それを実現するために切磋琢磨する社会に憧れています。 そのためには何が必要か。 夢を持つことです。そのためにはやはり、正しい教育が必要です。 残念ながらフィリピンには夢を持ってそれを実現するために頑張る人は少ないです。特に田舎で良い教育を受けていない人は。 … 私は農業を従事していますが、そこから良い社会を創出したいと思っています。 何が良い社会なのか?勉強中です。

ずっと大雨

山に帰って来ています。 台風ヤギさんが日本へ向かうところなのですが、フィリピンの北部では大陸からのモンスーンの影響で雨がずっと降っています。 昨晩から止むことなく大雨。 しかも、寒いのです。18度くらい。 気温で言うと寒くない感じなのですが、冷たい雨で寒いのです。
フィリピンの雨季は6月くらいから11月くらいまで。その期間に何回か大陸からの季節風がやってきます。ある日突然やって来ますが、太平洋で台風が出来てそれが大陸から季節風を引っ張ってくることもあります。今回は後者。 更に、今年の台風は太平洋でも比較的北の方で生まれています。ですので、フィリピンを通過することはあまりありません。気候変動でしょうか。 今年は早いうちから季節風がやってきました。何度か止まった感じがしましたが、長期的に季節風が続いているようです。 さてさて、雨季が終わるまでどうなるか。 大きな台風が通過しないことを祈るばかりです。

毎日続けること

今季は3つの圃場を使って稲作を行なっています。
全て別々の管理人を付けてやっています。

最初の圃場はそろそろ出穂が来るところで2つ目と3つ目の圃場は田植えを終えて約2週間というところです。

最初の圃場は、多収性品種なのですが、現段階でイネの生長も良く、収量に期待が持てそうな状況なのです。
作業のタイミングや天候に恵まれているのが、一つの理由かもしれないのですが、今季のここの管理人は頻繁に水田を見ているようなのです。

当たり前の事はフィリピンでは素晴らしいことなのです。

私も見ているのですが、毎日というわけにはいきませんが…。畦によく雑草が置いてあるのです。根っこが出ているので水田の中の雑草だったのでしょう。そして畦も草刈りをしてきれいにしているわけです。
聞くと、毎日見てやっているそうです。

これは素晴らしいなと感じました。
毎日続けてやっているそうです。本当に毎日かどうかは不明ですが、以前より、頻繁に見て管理してくれています。

2つ目3つ目の圃場の管理人はたぶん、そんなに見ていないのでしょう。畦の雑草も多いし、水田も見た感じが雑なわけです。

これは大きな違いです。毎日、1時間で作業をして圃場を見てくれているだけでもいろいろ発見があり、適切なタイミングで作業ができるのです。肥料のタイミングであったり、灌水の準備であったり。

日本人でも毎日時間を取って何かをするということは難しいことだと思います。それをやってくれていることに感動しました。素晴らしい。

この行為をどう他の者たちにやってもらうか。



フィリピンに住んでいて、どんな人が良いのか自分なりの指標があります。

1.口が達者なやつには注意する。
2.地味な仕事をしている。
3.同じことを継続できる。

もちろん、うそをつかないとか悪いことをしない。というのは当たり前ですが、こういった地味な性格のやつはなかなか良いやつが多いと感じています。

商売もいろいろ

先日、知人との夕食会に参加した。
会といっても数人なのだけれど。
分野が違う者同士。
一人は、英語学校経営者。
一人は、薬局経営者。
それと、私、農業者。

有難いことに、おコメを買って頂いている。



また、買いたいとのことでしたが、在庫がなくて販売できませんでした。

と、売り切れるから儲かっているでしょう。という話になりました。

いえいえ、そんなことはありません。
精米して販売しているのは収穫したものの一部で大半はディーラーに収穫後すぐに売っているんです。
昨季は収穫量が悪かったので儲かってなくて大変なんですよ。としょんぼりな気持ちを説明しました。

その時は酔っていたので少ししか気にならなかったのですが、よく考えると売り切れるくらい売れるのはもしかしたら他分野だと当たり前の事なのかなと思ってしまいました。
薬局屋さんは、売り切れる=儲かっている。のかもしれません。
英語学校経営者は、教室満杯=儲かっている。でしょう。

それとも、他分野の実際を私は知らないだけかもしれません。
というか、経営の基礎的なことを知らないだけかもしれません。
利益率とか。

農業分野はなかなか難しくて、価格がまず、相場。めちゃくちゃコストをかけても成り立たない時があります。
それと、腐ってしまうということです。置いとけない。置けば置くほど悪くなっていく。
例外はたくさんありますが、基本的にはそうなのです。

だから、相場が安くても腐るよりマシ。という判断ができます。
逆に品質が悪くても相場で勝つ。ということもあります。
もしくは、そんなマーケットとは別世界で生きる。という選択肢もあります。

大規模に薄利多売で行くのか。小規模に高付加価値のものを特殊マーケットに持っていくのか。
そんなにもたくさんの選択肢があるので農業分野に夢があるわけです。



農業生産は他分野に比べて自分のしたい経営ができる、正確に合った経営が顕著に表れる分野なのかもしれません。

ウイルスと植物

農業をしているといろいろな病虫害に悩まされる。
その中でもウイルス病には頭を抱えている。
基本的には治療できないし、防除もできない。植物をウイルス病から守るにはそれを媒介する虫などを防除するしかないのである。

不思議でいっぱいになった。

例えばトマトやピーマンが罹るモザイク病。一言にモザイク病といってもいろいろな種類のモザイクウイルスがいる。

植物体が罹ってしまうと植物体が変形してしまう。



きっと、トマトとモザイクウイルスの戦いは昔からあったはずである。
でなければ、元気なトマトとトマトの葉っぱを変形させるウイルスが両方存在しないと思う。

そもそも植物の免疫機能がどうなっているのか。

人間ならマクロファージが病原体を食べたり、免疫機能がある。しかも、生きている間にいろんな病原体に対抗するための免疫機能がついてくる。だから予防接種がある。

植物はどうなんだろうか。

まず、体の中に入れない。細胞壁で身を守っている。
それと、病原体を寄せ付けないようにしているらしい。忌避物質やホルモン。

あと、病原体に感染した細胞が自死する。それが私たちが見る病虫害の症状である。



基本的にはそんなことらしいのだけれど、実際はどうなのか。
耐病性品種がいっぱいある。ということは遺伝的にこの病気には強い。というのがある。
それは多様な植物体、同じ品種でも個体差がその耐病性などになって、それを交配させて耐病性を受け継がせているのだろう。

そうすると、特定のウイルスに対して抵抗性を持っているものが残る。そうするとウイルスも繁殖できないから頑張る。

という流れなのだろう。

自然界はそれでお互い頑張って生きているけれど、農業生産の場ではそんなことできない。
単一品種でやっているからウイルスが来ちゃうとお手上げになってしまう。

どうしたら良いのですか…。

感染しても治ってくれるとまだ何とかできるのだけれど、どうしようもないとなってしまうと、本当にどうしようもない。

人間みたいに何か頑張って免疫機能が強くなって未知の病原体でもある程度戦えるような仕組みにしてほしい。



一番現実的なのは種子の自家採取なのだろう。頑張った個体を次世代に引き継ぐ。
ということなのだろうか。

雨あめふれふれ

夕立が来てくれるようになってきました。
先日、種まきをしたイネたちが芽を出し生長しています。
今季は非常に重要な季節になります。今季での作柄がどうなるか…。



農業は成長の遅い分野だと言われます。
確かにほかの産業に比べて非常に遅いです。

何故なのか。

植物を植えて収穫するまでは数カ月かかります。
収穫するまでは収入無しです。持ち出しだけなのです。

安定生産が100%できない。
制御できる部分が少ないのです。近頃は温室など気温を制御できる空間ができていますし、肥料、光も制御できる装置がありますが、基本的には気候、天気、土壌を見なければなりません。そこが一番生産に関わってくる上に一番不安定な所なのです。だから、毎年同じようにはいきません。そうすると、中には大変な年もあります。それは技術と経験でカバーしなければならないのですが、まだまだ未熟でダメな時もあります。

なので、利益から投資に回す割合を減らさなければなりません。ダメな年に当たっても良いように。
これが、いわゆる内部留保なのかな。

そして、生産物は相場に左右されるのがほとんどです。

どうして農業生産が儲かる分野になるのかまだわかりません。
良い販売先を持つことが第一に儲かる仕組みなのではないのでしょうか。



農業生産で儲けるためにはどうするのか。
安定生産技術なのかもしれません。
ずっと出せることが安定生産だと思っていましたが、毎作何があっても一定以上の収量を出せることも安定生産だと気づきました。
そのためにはどうするか。



頑張るぜ

真夏真っただ中

暑い…。 暑すぎであります。本格的にフィリピンは夏を迎えております。 連日40℃以上…。 早く雨季が来てほしい。
山の上では雨が降り始めています。こっちももう少ししたら雨が来るのかなと期待しつつ、稲作の準備を始めています。
苗床の準備をしています。今週末くらいには種まきなのかな。
今年こそは満足のいくような生産をしたいと思いつつ、始まりの季節でうきうきしております。

というか暑くてどうしようもありません。 毎年暑いのだから文句言うなと以前、そんなことを思っていましたが、やはり暑いです。 例年より暑いんじゃないかというくらい暑い気がします。
ちなみに近頃の一日の最低気温は25度を下回っています。熱帯夜ではないのですね。 今年の夜は涼しい気がします。昨年は寝られないくらいに暑かったような…。
昼夜の寒暖差は15℃。熱帯の割には差が大きいのではないのでしょうか。
心頭滅却すれば火もまた涼し。
まだまだその境地には到達していません。
山の上へ避暑に行きたいと一刻一刻感じております。
これくらい暑いと夕方のビールがめちゃくちゃうまい。
それだけです。

時間が成長させてくれるもの

家の冷蔵庫にはいろいろなものが入っている。
野菜やご飯の残り、調味料など。
放っておくとカビが生えたり腐ってしまう。
物というのは置けば置くほど悪くなっていく。
機械にしたって物にしたって基本的には悪くなっていくし、壊れてしまう。
当たり前の事だけれど…。

逆に置けば置くほど増えていくもの、良くなっていくものがある。
一番わかりやすいものはお金。銀行で置いておくと増えていく。

他に何があるのだろうか。

私は発酵食品だと思っている。
味噌やお酒など寝かせると寝かせるだけ美味しくなっていく。

私はそこに魅力を感じるのである。



他に何があるのか。

一つ思いついたのは、人である。

人もきちんと見てやって教えていけばどんどん良くなっていく。

そういったものが資産と言われるものなのかもしれない。



もう一つ資産にしたいものがある。

それは、土である。

現代の農業は昔から積み上げてきた土の資産を食いつぶす農業である。
化学肥料も大昔の資産、油、から製造している。
化学肥料や農薬によって食料生産が安定し、増収してきた。
それらの恩恵は受け入れなければならない。
ただ、それだけに頼っていれば、土壌はどんどん悪くなっていく。一般的な物と同じである。
それを何とかしたい。

土壌をどう良くして資産に変えていくか。
そのためには微生物や植物、人の力を投入していかなければならない。
それにはお金と時間、労力が非常にかかってしまう。
それができる農業経営をしていきたい。

鍬を振りながら思う

裏庭で家庭菜園をやっている。
趣味でやる農作業ほど面白いものはない。
お金を勘定しないで自由に植えて生長を見て収穫が楽しめる。
素晴らしいことだ。

その家庭菜園の耕うんを自分でやっている。
機械を使わないで鍬でやっている。
実際に自分でやっているといろいろな発見がある。

最初に耕したときは土が非常に硬かった。開墾作業。
そして、野菜を栽培してその後の耕うん作業。土が柔らかくなっている。
土が良くなったのか野菜や雑草の根が土の塊を壊してくれたのか。もしくは灌水の水のおかげかもしれない。比較的楽に耕うんできる。

写真の畑は以前、インゲンマメを植えた。それが終わって一か月くらいほったらかしにしていた。
それでもそこそこに土が柔らかい。何よりも乾季でほとんど雨がないにもかかわらず、表層から少し下は水分が残っている。
以前、耕うんして畝立てしたところは乾燥している。
ひょっとしたら、耕うんというものは土壌の水分保持という観点からすると必要ないのだろうか。と自然農法に無理やりつなげてしまった。

果たしてどうなのだろうか。
ここ最近、福岡正信さんと自然農法とひっつけたくなる事象が続いている。
種子の我慢強さや今回の土の中のこと。
自然はやっぱり自然なのだ。

一方で、農薬や化学肥料を使った農業もやっている。
やはり、それらを使うことで簡単に収量を上げることができ、簡単に病虫害防除ができる。
ただ、その一方で、それら商品は高価なものが多い。
しかも、農薬に関していえば、強いものは一般的に高価である。しかし、そればかり効くからといってずっと使っていれば虫の方がそれに対抗して効かなくなってくる。イタチごっこである。
ホワイトフライがトマトに大量発生した時は最終的にはあきらめた。最初は殺虫剤をいろいろ使って頻繁に使ったが一向に減る気がしない。効いていないのか効いているが100%でなく、生き残った者が繁殖したのか。どっちにしても防除できなかったわけだが殺虫剤は無駄なものではないのかと思ってしまった。家庭菜園のトマトにホワイトフライが大量発生した時は木酢を散布してほったらかしにした。とするといつの間にかいなくなった。殺虫剤は虫を殺すことで虫の生きる力を呼び覚ますのかもしれない。

また、子どもが畑でトマトやイチゴを取って食べる。言っても聞かない。そうすると、うかつに農薬を散布できなくなってし…

雨後の植物の生長を見た。

現在、緑肥作物の生育試験を行なっている。
一月の中旬ごろに播種したものである。
当初、発芽率が良くなかった。2年ものの種子であったので仕方ないと思っていた。発芽試験でもそんなに発芽率が良くなかったからだ。

数日前に雨が降った。まだ3月なので早い雨だなと感じていった。

雨が降って土が柔らかくなったので、この緑肥作物の畝を除草していた。
そうすると、小さな芽がたくさん出ているではないか。最初、雑草の芽が出たと思ったが、この緑肥作物の芽ではないか。

数日前の雨で芽吹いたのだろう。
ただ、数週間前に播種した種子だ。しかも古い種子。
皮肉なことに最初に発芽した時より数が多いのだ。

自然界の灌水、雨、というものは特殊なものなんかもしれない。稲作でもどれだけ地下水を灌水させても雨後の生長と同じにはならない。雨後の稲はどんどん伸びる。
何が違うのか。
養分なのか。
上から来る刺激なのか。

今回の緑肥作物の種子も先の雨で大きくなれると思ったのだろう。
自然の中にはまだまだ分からないことがたくさんある。

昨年取り残した落花生も一つだが大きくなっている。種取して播種したものは全く出てこない。
面白いものだ。

こんなことを目の当たりにしていると、福岡正信さんの自然農法を思う。
農法としては非常に素晴らしいものだが農業としてはどうなのか。
ただ、そこに足を踏み入れてみたくなる体験を今回した。

2018年

今年ももう半月経ってしまいました、あっという間に。
昨年末からご無沙汰ではありますが、まだ生きています。

なかなかうまくいかず終わった2017年ですが、新しい年になり、心機一転頑張ります。

ニラの圃場の引っ越しが上手く進み、新しい株がどんどん生長しています。この圃場から収穫も始まりました。まだ株が大きくなく、収量が少ないのですが、これからしばらくここにお世話になります。

以前の圃場からの収穫もありますが、
なかなか大きく生長しない。
欠株が多く、雑草が多い。
等生産性が良くない状況が続いています。
早く全部引っ越しさせたいのですが、出荷を切らせてはいけないので、あともう少し頑張ってもらいます。
新圃場の収穫の見込みがつけば、旧圃場からすべて引っ越しさせる予定です。



どこか遠くへ引っ越しさせたい夢もあります。
今年中にできるかな。