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Showing posts from January, 2017

The coldest beer in town

たまに行くレストランで町で一番冷たいビールというものができました。 Beer below zeroとも書いてあります。 この町も発展しているなと感慨にふけながら注文してみました。 1本目。 凍っていました。 確かにbelow zero. 2本目。 最初の一口だけ飲めました。 カウンターの裏を見ると水につけて溶かしていました…。 ビールはフリーザーに入っていました。 そりゃ凍る。というか確かにbelow zero. 溶けているやつも冷たくて良いのですが、普通のビールと違って舌触りがなんだかぬるっとしています。 結構、絶妙な商品となっております。 … ちなみに3本飲んではいません。最初の2本は交換して水に浸かっています。

農業生産者はどれくらい必要なのか

フィリピンで町を歩いているとたくさんの店があります。 サリサリストアというものがあってそこではお菓子から洗剤、ジュースなどいろんなものが売っています。しかも全部小袋になっていて使い切れるような商品ばかり置いてあります。 食堂というほど立派なものではありませんが、食事ができるところもたくさんあります。そこで食べられますし、そこも小分けして袋に入れてテイクアウトできるような仕組みがあります。 その二つがあれば家に物がなくても生きていけるんじゃないかというくらいに庶民の物置代わり、台所代わりになっています。 ほかにも機械の修理屋さんなんかもたくさんあります。 それらはすべて個人商店であります。一つの小さな町にどれだけあるのだろうかというくらいにたくさんあります。 それを見ていると農家も同じなんだなと見えてきました。農家も言ってみれば個人商店です。 … 今後、こういった小さな個人商店は生き残っていけるのかと考えています。 現在、フィリピンは高度成長と言われています。実際のところはわからないですが、物価はどんどん上がっています。なんとなく、日本と比べてしまうわけです。 日本でも商店街がどんどん廃れていきました。食堂もどんどん減っていると思います。 駄菓子屋さんなんかも減っています。 コンビニやスーパー、チェーン店などがどんどん増えてきました。 フィリピンでもコンビニはどんどん増えています。ファストフード店もどんどん増えてきています。 そうすると小さな個人商店は減っていくのが誰もが考えるところであります。 そういったところはどうやって生き残っていくのか。一つには大きくしなければいけないのだと思います。 もしくは大型店に負けない何かが必要でしょう。 農家も同じようになっていくのかもしれません。 統合していって大きくしていかなければ生き残れないのかもしれません。 どう大きくしていくのか。特に農業は倍々ゲームで増やせられる商売ではありません。一般的に大きくすると単収が下がっていく傾向にあります。目が行き届かないのが一つあります。 大きくすることで得られるメリットは何なのか。 コストを下げられるということと物量を大きくすることで強くなれることだと思っています。 … どれくらいの規模だと生き残れるのか。小さい農

とりあえず窒素

今季もそろそろ終盤です。今季も色々と発見がありました。 一つには窒素施肥についてです。 今までは病虫害や栄養のバランスなど考えて周りより少なめにしていました。 ただ、考え改める要素が増えてきました。 イネで言えば、日本より生育期間が短いため出来るだけ早くに大きくさせないといけないのです。ゆっくり大きくさせると出穂に間に合わなくなってしまいます。 また、日射が強く温度が高いので分解される量も多いのかもしれません。 そう考えると次作の課題となりました。 一度に多量に施与すると流亡してしまう量が増えます。 同量をどういったタイミングで分割するか。 経験が浅い分、毎作いろいろ課題が出てきてしまいます。

乾季作も残りわずか

乾季作のイネも出穂期をむかえています。 収穫はすべての圃場で2月中旬頃になるかと思います。 収量はどうなることやら...。 おコメの御注文お待ちしております。

トマトの収穫

試験的に栽培したトマトの収穫が始まっています。 暑いところなのですが、収穫までには思ったより長い期間かかりました。 やはりトマトは甘いほうが良いということで赤くなって収穫したら運搬でほとんどダメになってしまいました。だからけっこう青いうちに収穫しなくてはいけないのです。そして、半熟くらいのものは家で3日くらいで食べごろになりました。運送、店に並べて口に入るまでには少し短いようで早いうちに収穫しなくてはいけないのかもしれません。 日本ではどうなのでしょう。 見た目には赤いほうが美味しそうなのですが…。

意味不明の出来事

昨晩、圃場に自転車を置いていきました。トライシクルで行かなければならない所があったので。遅くなって家に戻りました。たまにそんなことをしているのでスタッフも気を利かせて自分の家に持って帰ってくれます。 昨日もいつも通り持って帰ってくれていました。 今朝、圃場に行くと自転車がありません。 聞くと昨日乗って帰ったから家にある。と。 … フィリピンでは普通理解できないことがよく起こります。今までいろいろありましたが、なんとか理由付けしてきました。しかし、今回の出来事は全く意味がわかりません。 どうして今朝自転車に乗って来ず歩いてきたのか。 スタッフに聞いてもあいつが乗った帰ったとか責任逃れ。 別に誰が乗ろうが関係なくて、何故朝自転車があるのに使わず、歩いてきたのか。ましてや自分の自転車ではないのに。 理解できるのにしばらく時間がかかりそうです。

今年の挑戦 (1) トマト

今年の挑戦の一つはトマト生産です。 日本のような施設園芸には到底かないませんが、フィリピンにあるローカルの品種よりもちょっと品質の良いトマトを生産する計画にしています。 フィリピンのトマトの品種はいろいろありますが、一般的なものは皮が厚くて甘くありません。それよりも、まずちょっと良い品種でおいしいトマトを良い収量で作るのが今年の目標です。 今までいろいろな甘い品種のトマトを試してきましたが、ほとんどのものは途中でウイルスにやられてしまいました。大きくて甘いトマトはなかなか難しいのです。 今回の品種は最初、ウイルスにかかったものは少なかったのですが、だんだん増えてきています。一般的に虫や樹液(野菜でも樹液というのかどうか知りませんが)を介して伝播します。 トマトに限らず、初めて栽培したものに関してはそんなに害虫がつきません。それもあって良かったのかもしれません。 2作3作続けていくと熱帯の高温で繁殖しやすい虫はどんどん住処を移動して増えていきます。日本では冬があるので一度、虫の繁殖がリセットされますが、フィリピンではそうはいきません。年がら年中虫は繁殖し放題です。それをどうコントロールしていくか。トマトに限らず、農業全般的に課題です。 … 生産技術はまだまだ低いですが、良くしていきます。

出穂が始まっていました。

年末年始、本宅で引きこもっていた間に出穂が始まっていました。 最後の追肥が少し遅れたかもしれません。 予定より1週間くらい早いようです。 幸い、他の圃場はギリギリセーフです。 2週間ばかし見ない間にこんなにも生長してくれるなんて…。 あと1ヶ月くらい。 2月下旬には新米が食べられそうです。

2017年謹賀新年

明けましておめでとうございます。 昨年の年始には目標10haというのを目標にしました。 一部、管理人としてですが、ぎりぎり何とか10ha作付していることになりました。 今年は15ha以上は作付できるように考えています。 それとともに野菜の方にも力を入れていきたいと思っています。 昨年は継続しているニラのほかにトウガラシ、キュウリ、ナス、トマトを試験的に栽培しました。 このうち、トマトを継続的に収穫できるようにしていきたいと考えています。 3-5月は暑すぎで、雨季には台風があり、不安要素が大きいのですが、事業の一つとして考えられるような形にしたいです。 キュウリは季節限定で生産できるはずなのでその下地を作ります。 ニラは販売先を増やすことが第一です。 あと、けっこう秘密なのですが、イチゴにも手を出していきます。 昨年はいろいろなことに手を出してしまいましたが、今年はその中でしぼって長く続けられるようにしていきたいです。 1つ1つで大きく稼げないので、小さい事業をいくつか進めていく方針です。 … 本年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。