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Showing posts from October, 2014

種まき

昨日に引き続き、種まきをしています。 今日は、ローカル米と日本米。 ただ、日本米は発芽率が極めて悪いのです。だいぶ密に撒いています。 苗八分というくらい苗の生育が非常に重要なのです。 今回種まきしたイネは来年2月頃収穫予定です。 … もう来年の話が出てきてしまいました。 今年もあとわずか。

乾季作開始

フィリピンは雨がなくなり、乾季になっています。 本日、乾季作に向けての種まきを始めました。 今季もフィリピン米と日本米の栽培を計画しています。 今日は日本米の播種をしました。 ここではなぜだか日本米の発芽率が極めて悪いのです。 そこを改善しないことには安定生産できないのです。 今回、発芽が少しよくなりました。しかし、まだまだ試験中です。 将来、日本米生産を含め、稲作の技術向上の礎になる試験なのです。

雨季作終了と乾季作開始

なんとか、2014年の雨季作を終えることができました。 今期は初期に雨が降らず、灌水をよく行ないました。 後半お天気に恵まれ、無事収穫できました。 一息つく間もなく、乾季作の準備を始めています。 まだまだ安定生産には遠いのですが、毎作毎作経験を積んでいます。 … 安全、信頼のおいしい食料を生産中。

ニラ調製

ニラを収穫しました。 明日、バギオで必要なのです。 【Charity Event】Let's donate musical instruments to Leyte! Dinner for a cause: Filippino and Japanese rice and Kutchai meal. 【チャリティーイベント】とれたてフィリピン・日本米とニラを食べて、レイテ島に楽器を送ろう! 収穫後はなかなか大変なのです。 店で見るニラはとてもきれいですね。 それは、農家の方々がきれいにしているからなのです。 私は初心者なので、一本一本きれいにしました。 でもまだまだ汚れが付いていました。 日本のお店で並ぶにはまだまだなのです。 大変手間がかかる作業を行なっています。 … 明日、食べてみます。

フィリピンの米に自給率に関して

PH rice self-sufficiency goal pushed back 3 years 今年、2014年、フィリピンは170万トンの米を輸入したそうです。 2008年には234万トンの米を輸入してその年の世界最大の輸入国になりました。 フィリピンは2016年に米の完全自給を目指しています。 2014年の6月から10月は米の価格が20%も高くなりました。 どこの国でも食糧保障は最大事項です。 高収量品種の導入や灌漑地域の拡大、機械化、その他農家への支援サービス等で10%(生産と消費の差)は埋められるだろう。 … というようなことが書かれています。 おコメの増収は最優先課題のようです。 私はフィリピンで稲作をしていますが、低収量品種ですがおいしい品種を使っています。 まさに時代に逆行しています。 多収を目指すのか、品質という小さなマーケットを目指すのか。 難しいところなのです。 多収を目指す方が比較的簡単なのです。特にマーケットに関して。 ただ、それはフィリピン人でもできる、フィリピン人がやる仕事なのかなとも思っています。 逆に、多収で食糧自給率の向上のお手伝いも必要なのかなとも思っています。 悩んでおります。どちらを目指すべきなのか。 … 両方やってみます。

機械化の波

今年はイネの収穫期をたくさん見ました。 農家が購入しているわけではなく、委託業者という形でいろいろ圃場を回って収穫しています。 今まで手刈りだったのが機械化で少人数、1日で脱穀、袋入れまでしてしまいます。 支払いも今までに比べて安いのです。 これからどんどん普及していくでしょう。 … 今まで収穫していた人たちは仕事がなくなってしまいます。 資本のある人たちはどんどん機械化、それを使った事業を広めていきます。 今まで、人の仕事だったのが機械でするようになっていきます。 機械化というのは貧富の差をどんどん広げていくものなのかもしれません。 それが資本主義ならば、資本主義では皆が幸せになる事はできません。 … フィリピンも先進国が通ってきた道を歩んでいます。

Outlet in La Trinidad

I’m trying to sell my rice in La Trinidad now. Please visit the store. google map … agriates

日本米とフィリピン米

現在、日本米を収穫しています。 日本米の方がフィリピン米より2週間くらい収穫が早いのです。 日本米の方が背丈が低く(上の写真。背が高いのがフィリピン品種。低いのが日本品種)、株の細いのです。分げつも少ないのです。(下の写真。左がフィリピン品種。右が日本品種) … ですので、収量が全然違います。技術で補えると思いますが、現段階でフィリピン品種の50-60%かなり低収量なのです。 … 気候で全然違う生育になってしまいます。