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不思議な国、フィリピン

フィリピンで仕事をしていて自分が普通と思っていることが普通じゃないことがよくあります。

フィリピン人だから。というような言い方をよくしますが、皆が皆そうではありません。

日本人でも良い人と悪い人がいるようにフィリピンでも人それぞれなのです。
しかも、日本では子どもの時に基礎的なことは学校に行って習います。だから大きく外れた人はめったにいないのです。
しかし、フィリピンではそんな常識みたいなものが日本に比べて少ないのです。
フィリピン人同士でも理解できないことがよくあるみたいです。
そんな意味ではフィリピンはカオスなのです。



私は人を雇って農業をしています。
毎日仕事に来てほしいから日給という形で支払いをしていました。
その方が向こうにとっても安定的に収入があるからだろうと思いました。
ある日来なくなりました。
なんだか別のところで仕事をしているみたいなのです。
単価が高くて仕事が終わればおしまいという一般的な雇用形態です。
そっちのほうが良いらしいということです。

私で考えるならば毎日収入があった方が良いと思いました。
でもなんだか違うようです。
単発でも高い給料の方に行くようです。



稲作でも通常、ケアテイカーを雇うのですが、収穫の12%など収量に応じて支払います。

そっちの方が毎日お給料を払うより良いらしいのです。
計算したらほとんど同じなのですが…。
しかも収穫が悪かったら日雇いでしたほうがよくなります。

それでも慣習通りにしたがるのです。
逆に稲作に試験ということがしにくくなります。
肥料を減らすとか株間をあけるとか。
それで収量下がったら文句言われます。

前半の部分ではばくち打ちなのかなと思いますが、後半の部分ではばくちは打たないのです。



ここまで書いて思ったのが、日本でも同じなのかなと。
特に農業をしていると安定に生産することが難しいのです。
ですので相場が良いときに当たると大儲けします。
ばくちみたいなものですね。

農業生産において安定的に生産、収入が得られるようにすることがとても大事で難しいことです。

どれだけきちんと予定を立てても何が起こるか分からないのです。

自然環境だけでなく、人の気持ちも変わります。
生産しても相場が変わります。
買う人の食べたいものも変わります。

そこを上手に予測できないとなかなか大変な仕事です。



最近、フィリピンで話題になっているのが空港での銃弾詐欺。

日本人も被害に!フィリピン空港職員による「銃弾詐欺」が怖すぎ

職員が銃弾をかばんに入れて恐喝するわけですが、フィリピンならあり得るかなと。

今日稼いで明日首になってもいいと思っているのかもしれません。
運よく首にならなかったら儲けもんくらいに思っているのかもしれません。

長期的に見ると絶対に損なのですが、フィリピンではそこまで長期的に見なくても生きていけるようです。

空港職員というちゃんと学校に行った人たちでもそんななのです。
逆に学校行って賢くなったからこんなことするのかもしれませんが。

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