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Showing posts from January, 2016

エコだエコだというけれど

日本ではエコだのごみを減らすだの言われていました。 今はどうなのでしょうか? 流行りが去ったからもう言われていないのかもしれません。 分別や再利用、いろいろなことが言われていました。 結局、続かないわけです。流行りの趣味なので。 分別して再利用すると余計にエネルギーがかかるわけです。特にアルミなんか。 新しく作った方がエネルギーは節約できるそうです。 日本のエコなんてエゴなんです。とか適当なこと言ってますが。 だって、新しいの買えばいいし、包装なんかもお金があるからできるわけです。 フィリピンの方がエコです。 まず、ジャンクショップというのがあって無分別のごみからペットボトルや瓶、 金属、紙などお金になるものを回収してくれる人たちがいます。 それがお金になるから。 ジュースも缶は最近出始めましたが、瓶の方が安いです。 瓶も返さない人たちがいるからビニール袋にジュースを入れてストローで飲みま す。 ごみはその袋とストローだけ。 中古車も日本に比べて高いのです。直して使うから。 ほかの機械類も同じです。直して使うことがほとんどです。 ちょっと壊れたからと言ってすぐに換える日本とは違います。 食べ残しも家庭レベルなら犬や豚、鶏に食べさせるので出ません。 かといってこれらのことはエコだからと言ってしているわけではありません。 経済的に良いからしているわけです。 それが絶対良いというわけではありませんが、日本の趣味レベルのエコとはレベ ルが違います。 プロレベルですね。稼いでいるから。

乾季作おコメの収穫中

乾季作のジャポニカ米を収穫しています。 なんだか乾季作の穂の方が大きい気がします。 収穫機で収穫しているのですが、人々が追っているのです。 彼らは圃場に住んでいるネズミを捕獲するのです。 稲がどんどん刈り取られていくのでネズミが逃げ出すのです。 そこを捕獲します。 大人も子どもも一緒になって捕獲します。 大人げないというのか、傍から見ていて面白いのです。 楽しい人たちです。 捕獲したネズミはもちろん食卓に上がります。

農薬と食品添加物から考える

ご無沙汰しております。 イネはもうすぐ収穫です。 日本米と現地米の栽培はあとわずか。 フィリピンには年度末というものはありませんが、栽培の暦からいくとそろそろ1年の終わりなのです。 まだ、そのあと約3か月、ありますが、緑豆を植えて次作の雨季作を向かえる準備期間なのです。 日本でいう冬みたいなものです。年のまとめと次年の準備。 私は健康というものに興味がありました。 安全なやさい、無農薬、無化学肥料、有機野菜。などなど。 一般に売られているものはいろいろ毒がついているそうです。 私は検出しませんが、そうらしいです。 農薬に始まり、化学肥料からくる硝酸態チッソ。 遺伝子組み換え作物。 さらには品種改良までもが良くないという話もあります。 最近は放射能汚染。 話にはなかなか出ませんが重金属汚染というものもあります。 畜産のホルモン汚染もあります。 ここまでは生鮮野菜。 そのほかに加工品は 不安心な中国産野菜。 塩素漂白したカット野菜。 食品添加物。 などなど。 食品をめぐる毒は後を絶ちません。 逆にこれを食べれば良いというような健康野菜のカテゴリもあります。 … 日本ではいろいろなものが手に入ります。 有機野菜も健康な野菜、安全な野菜なんでもあると思います。 しかし、フィリピンでは困難です。 そもそも存在しないかあっても信頼できないか。 なかなか本当に安全な食物はありません。 私の圃場の食料は安全です。 娘に食べさせても大丈夫なように栽培しています。 それでも生活をしているといろいろな毒と接しなければなりません。 食物だけでなく、水や空気までもがそうです。 そんなことを考えているときれいなところなんて地球上には存在するのでしょうか。 海はどこも汚染されています。 空気は世界中をめぐっています。 地中しかないかもしれません。しかし現実として遠い未来でしょう。 では、どう私たちは生きていくのか。 いろいろこだわって生きてもそれができない時のストレスで病気になってしまいます。 いわゆる健康のためには死んでもいいということです。 その中で思うことは取った毒を蓄積せず体外に排出すればよいのではないか。 ということです。 解毒という考え方です。 日本で

自転車の修理

毎日圃場へ行くときは自転車を使っています。 よくパンクします。 よくベアリングがつぶれます。 もうブレーキはありません。 変速もありません。 それでも動きます。 フィリピンでの自転車のパンク修理は火(もしくはアイロン)を使います。 穴にゴムのパットを付けてそれを熱で溶かして引っ付けるのです。 日本ではどうだったのか…。 記憶の片隅から探し出すと、バンドエイドみたいなやつを付けてローラーで引っ 付けるだけだと思いました。 なかなか簡単ですね。 … 自転車は3年くらい使っているのですが、けっこう修理しました。 パンク。チューブの交換。 タイヤの交換。ゴムが悪いのか暑いのか数か月で平らになってしまいます。 ハンドルのベアリングの交換 ブレーキはあきらめました。 変速もなくなりました。 スタンドももうありません。 シャフト内のベアリングも交換しました。 ハンドルが折れたこともあります。 現在、後ろのギアが歪んでいます。 これを交換するのは高いので我慢です。 … 日本の自転車はパンク以外なかなかつぶれないですね。

乾季作も終盤です

熱帯のフィリピンでもこの時期は比較的涼しいです。 日中は日差しが強いので暑いのですが、朝晩が涼しいのです。 ですので、朝には朝露がつきます。 そして、日も短くなっています。 フィリピンでも微小ながら季節の変化を感じます。 圃場はそろそろ収穫が始まっています。 先日、一つの圃場を収穫しました。 結果は…。 たくさんの課題をいただきました。 今季はエルニーニョということで渇水を恐れ、周囲よりだいぶ早くに作付を始め ました。 12月に台風があり、まだ水は出ます。きっと問題ないでしょう。 早くに作付したせいでスズメがご飯を食べにやってきました。 たかがスズメと侮っていたのですが、多勢に無勢。 時期をずらして作付すると大きな被害にあいました。 フィリピンでは年3回稲を収穫できると言われますが、地域によっていろいろ条 件が出てきます。 水の問題、スズメの問題、ネズミの問題。などなど。 やはり、地域に合わせた作付が重要です。 日本では水利権、水の配分、春先と秋の温度によって地域ごとの作付のタイミン グがあります。 大きくずらせません。 フィリピンでも似た部分があります。 いつでも作付できる分、自由にしてしまいがちですが、やはり暗黙(人との間だ けでなく、自然との間でも)のルールはあるみたいです。 良い勉強になりました。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。 本年も何卒よろしくお願いいたします。 今年も一年頑張って大地を耕して、おいしいおコメを栽培します。 今年は10ha耕せるようにしようと思っています。 いつもの品種とともに香りのいい品種やもち米など栽培していきます。 それとともに野菜を生産、販売できるように準備していきます。 ニラだけでなくいろいろやってみます。 年越しは家で過ごしました。 年越しそば 鏡餅 似非おせち料理 御屠蘇のような自家製ライスワイン。 日本っぽくしてみました。 縁起ものなので。 作ることは楽しいのです。 もうすぐ年明け稲刈りが待っています。 … 今日も大地を耕しています。 ↓↓同じ世界、仕事に生きている方々↓↓