フィリピンに住んでいるのですが、基本的には日本人なのでそんじょそこらの発展具合ならば日本と比較します。
それでも、中国はやはり活気があって経済発展している先進国だなと感じました。
そもそも、もう中国は途上国ではないのです。改めて感じさせられました。
その中で一つ日本にはないものを見つけました。
QRコードでのお金のやり取りです。
中国ではWeChatというLINEのようなアプリをほとんどだれもが使用しています。
チャットや音声通話、ビデオ通話、音声チャット(留守電みたいに音声を送って受信者がそれを聞く)ができます。
WeChatの機能の一つに送金機能があります。
例えば、お店に行くと入口にQRコードが貼られています。そこのお店で物を買ったときにそのQRコードを認識させると送金相手にどれだけ送金するか入力する画面になり、それで送金手続きを済ませると、自分のWeChatにリンクしている銀行口座から相手の銀行口座に送金される仕組みです。
それで、物を購入したことになって買って帰るわけです。
たぶん、WeChatと銀行口座がリンクされていれば誰でもその機能が使えるのだと思います。
驚いたのは商店街の小さなパン屋さんにまでその仕組みが普及しているところです。
日本での現金以外の支払いはクレジットカードやICOCA、お財布携帯などありますが、大きなお店やコンビニに限られていると思います。小さなパン屋さんはやはり現金での支払いかと思います。
そこに、中国すげぇ。と感じる部分がありました。
いろいろ聞くと、支払いだけでなく、知人へのお金の送金なんかもできるようです。
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これは面白い機能だと思いました。
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フィリピンにもこういった機能が普及するのか考えてみました。
まず、フィリピンの携帯電話保有者のほとんどはプリペイド式です。
お金が入っている分だけ使えます。
その入れたお金で送金機能、できるかもしれません。
すでに、PASALOADというチャージしたお金を相手に送る機能はあります。
それの発展版ですね。
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そもそもキャッシュレスが良い部分もあり、悪い部分もあり、何とも言えませんが、なんとなくかっこいいなと思っています。
日本でもピッとやって改札口をスッと抜けるのを見るとなんだか先進国だなと思います。
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商売をやっているとお金の管理が楽になって良いのかもしれません。
でも、現物がないと不安だったり、何かあったときのリスクは大きいはずです。
キャッシュレスというのは、コンピューターネットワーク上のただの数字なので…。
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私はキャッシュレス以前の現金以前の社会、おコメで支払いもやっています。
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