今年の雨季はずっと雨でした。
5月に稲作を始めて、田植えが6月。そこから少ししたら大陸からの季節風が雨を運んできてくれました。
7月ごろから雨がちになり、8月はほとんど雨。9月に入ってそろそろ収穫です。今は、晴れるのを待っているところです。
ただ、台風は通過していません。かすったのはあったかもしれませんが‥。
ほとんどの台風はフィリピン沖の北の方で発生しました。
だから日本へ行った台風の方が多いです。
イネは、今までになく高く生長してくれました。肥料の量はほとんど変わっていません。
灌水は降雨のためほとんどしませんでした。
これを見ると、やはりイネというものはアジアの植物で雨が降れば大きく生長してくれるものだと感じました。
そこから考えると稲作に技術はどれだけ必要なのか。疑問になります。
田植えの技術、肥培管理、除草管理、害虫管理、湛水の管理、品種選定。さまざまな技術がありますが、タイミングの良い降雨に勝る技術はないのかもしれません。
結局、自然環境でほぼ決定し、それに私たちが手を添えるくらいのものにしかならないのかもしれません。
野菜栽培はまた違いますが、イネは私たちが育てているというよりもイネが育っているという表現でここでは生長しています。
日本ではどうなのでしょうか?
野菜はイネよりももっと管理しなくてはなりません。収穫までが早いし、管理技術で差が生まれる割合が大きいと思います。
…
収穫まであとわずか。
お天気を見るだけでほかにすることはありません。
ただお祈りするだけです。
…
明日、収穫できると良いな。
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