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Es ist egal...15

プロジェクトが、半分以上終わって。

横森さんがいろいろ話してくれた。

これからプロジェクトをさらに進めていくには、横森さんが、もっと、農家のほうへ攻めていけないといけない。

そうでないと、このまま進行が停滞したままになる。

プロジェクトの目標は60戸の農家。でも、まだまだ及んでいない。

横森さんは英語がわからない。なので、通訳が必要。

しかも、細かいニュアンスが伝えれるくらい。しかも、向こうの話も100%横森さんに伝えられる人。

川崎さんとは、近くにいる日本へ研修に行った人を雇えばいいという。

勘がいいからよく伝えてくれる。100%わからなくても。

でも横森さんはそれではまだ不満である。

100%って言うのは難しい。細かいところまで伝えないといけないから。

私ではどうかと川崎さんが尋ねたらしい。いいかもしれないけれど、負担が大きすぎるのではないか。と。

事務との兼用。しかも、どっちが比重が大きいかと言うと事務のほう・・・

現地スタッフに事務をさせるのは?と言うことでは、直売所はどうするのか・・・

横森さんがいるときは分業で、私が事務をして、横森さんの進行状況を逐次伝えていたら大丈夫だと言う。

いないとき、私がつないでおくように。



そして、経営者的な考えで生きたお金を使ってもらいたい。と。

プロジェクトで昔のような使い方をしているとこれからだめだと。

それには、無駄をなくすように考えて動いていかないといけない。

私は初めて働いたのがこのプロジェクトでそれが基本になったらこれから就職するにせよ独立するにせよ大きいマイナスになると言う。

経営者的な感覚がどういうものかまだわからない。そこを横森さんから学んでいかないといけないのは確かである。

今、新しいコンポストデモプラントを作る予定である。

それに関しても、予算がどれくらいで、どれだけに抑えたい。

材料がどれくらいで労働者がどれくらいというこっちの相場の情報も必要である。

それを踏まえたうえでどこを削れるか判断しなければいけないという。

また、見積もりの詳細も判断に必要だと言う。

確かにそのとおりだと思う。

渡航も横森さんは今年あと2回残されているらしい。

予算で。でも、それは無駄だと言う。それはそうだ。

やればできるけれど、そういうふうにお金を使うのはどうか。

彼個人でもいろいろプロジェクトのためにお金を使っている。

それを考えた上で、プロジェクト内でどうお金を使うがいいか。

少ない予算でやってるんだから効率よく生きたお金を使わないといけない。


しかも、横森さんの腰はものすごく悪いのに足を運んできてくれている。

それなのに、無駄が多い、プロジェクトが進まないとなると、横森さんの体が悪くなる代償としてはもったいないことになる。



また、メイドを1日中つけてもらうと最初に約束をしたらしくそれもまだ、実現されていない。

・・・

そんなこと。

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