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ニラの圃場と木酢の葉面散布


大陸の方からやってくるモンスーンはちょこっと休憩中です。
半月ぶりくらいに晴れています。
ニラの定植もほぼ終わり、葉面散布を行なっています。

できるだけ農薬に頼らない農業。
ということで植物を健康にするにはどうすれば良いか。

一つとして木酢があります。
植物の煙を冷却して液体として採取したものです。

酸などいろいろな成分が入っています。それがなんだか植物に良いらしいのです。

今回、ニラには木酢に合わせて有機液体肥料、それと自家製EMを散布しています。

この組み合わせは以前からイネや野菜に使用していますが、なんだか植物が元気になってくれる気がしています。


今は、化学肥料を主に使用しています。
やっぱり、化学肥料をあげると、植物が大きくなるのです。
それだけ効果が出るということは土壌中に栄養がほとんど無いのかもしれません。
それと、フィリピンで感じるのは思ったより根が少ないということです。そんな感じがするのです。
土壌と気候によるものだとは思います。

熱帯でどう土壌を良くしていくか。
課題の一つでもあります。


今日も大地を耕しております。
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