ニラの定植、除草をしながら家族経営について考えております。
昔、私の先生はアジアの農業の効率の良い経営形態は家族経営だ。と話していました。
アメリカや大陸の経営は大規模なため企業経営になってしまいます。
アジア、特に日本や東南アジアでは家族経営が行える規模がほとんどなのです。
大規模である方が生産効率が良く、市場への力もあるのですが、大規模だというリスクもあります。
特にフィリピンでは人の労働力が大半を占めていますが、ものすごく有機的な性格なのです。この部分が特に大きなリスクとなっています。
機械化の波が押し寄せていますが、まだまだコストが高いのが現状です。
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フィリピンでは昔は大地主がいてそこで働く人たちがいました。彼らは家族を持っています。決して良い給料をもらっているわけではないのですが、大地主から給料以外の部分で家族を助けてもらっていたと思います。
全くの想像ですが、現在にある風習から想像しています。
現在は、おやつをやったり、昼ご飯をやったりしています。それは農業労働者だけでなく、小さな店のバイトの人たちもそういったことがあるのです。
そうやって、給料以外の部分(ひょっとしたら給料なしで生活全て)を親分から助けてもらっていたと思います。
それは、大きな意味で家族経営なのではないかと思いました。
血のつながった家族という小さな範囲ではなく、そういった小さな家族の集まったかたちの家族という意味で家族経営かもしれません。
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まだまだはっきりした答えになっていないのですが、私が目指す経営はそのような家族経営かと今考えております。
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地球上みんなが家族だったらおもしろいのに。
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今日も大地を耕しております。
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