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あ、エンドロールに私の名前がある

昨年、縁あって映画の撮影のお手伝いをしました。 したといっても、1日だけですが…。 その映画を先日、拝見することができました。 クロスロード 青年海外協力隊員を描いた映画なのですが、想うところがたくさんあったのでご紹介。 協力隊員の思いや葛藤が描かれています。 私はボランティアではないのですが、農業技術支援の事業で現地駐在をしていました。 現地の人の目線と同じになって仕事をしたいし、 ボランティアは何のためなのか悩むし、 周りの人たちの生活をずっと見られるわけでもない。 この作品を作った方も青年海外協力隊の経験があり、その経験がこの作品に生かされているらしいのだが、同じような思いをしている人たちがたくさんいて今更ながらに私の悩みも皆同じなのかとちょっと安心した。 海外でボランティアしたい方は是非観たほうが良いし、それに対して疑問を持って自分でどう進んでいくか考える良い映画だと思う。 私は経験した後に見たので共感できるが、もし、駐在前にこの映画を見たらどう思うか。 受け入れたのかな。拒否したのかな。 … 経験を得てそれをどう捉え、どう未来に使うか人それぞれなのでどうということではないが、私はフィリピンでの駐在で思ったことをどうすべきか自分で考えた結果、フィリピンで仕事をすることにした。 クロスロード [DVD]

イネの栽培法

日本での稲作はへの字栽培が収量が高くなって良いとか本に出ています。 最初肥料を控えて途中から大きくさせる栽培方法です。 フィリピンでは最初に肥料を効かせて大きくします。 なぜかと言うと雑草より早く稲を大きくしたいからです。 ある程度大きくなって水田が稲で隠れると雑草もあまり生えてきません。 田植えも株間を20㎝かそれ以下と狭いのです。 それも雑草対策の一つかもしれません。 実際は株間が広いほうが稲が大きく育って良いのです。 やはり、稲作において雑草は一番問題となります。 農薬も撒きますが、保険程度です。撒かなくてもいいような気もします。 特にフィリピンの品種は病虫害に強い気がします。 雑草はどうしようもありません。すぐに大きくなってしまいます。 だから、先に肥料を効かせて大きくしたいのです。 水管理も重要なのですが、水田が平らでないのでなかなか難しいのです。 そうかんがえると、日本の水田は雑草の種子が少なく、しかも平らで水管理が比較的簡単だと思います。 それだけ長い時間をかけて圃場をきれいにしてきました。 … フィリピンでしか農業経営をしたことはありませんが、日本の農業は基盤整備されたうえでの農業だとみています。 圃場にしても技術にしても先人からの積み重ねと引継ぎがあるからこそあれだけ整った環境で農業ができるのだと思います。 それを維持して未来に引き継がなくてはなりませんし、向上もしなければいけません。 フィリピンでも良くなるように頑張らないといけません。

雨季作田植

フィリピンに雨季が到来しました。 天気図を見るとなんだかモンスーンのようです。 じめっとした曇りがちの毎日です。 今年も始まりました。 雨季の田植えで一年が始まるような気がします。 今年もいっぱいいろんなことが起こるのでしょう。 毎度のことながら田植えから突っ込みどころ満載です。 毎年、同じことを言うのですが、みんな思い思いに田植えをしてくれます。 方向がいっしょでなかったり真ん中から植えたり斜めに向かって植えたり。 きれいに植えてね。と毎度言います。まっすぐ植えてね。毎度言います。 毎度分からないのは途中から少し植えていなくなることです。 それだったら今することでもないのではないかと。 そうする理由が全く分からないのです。 そんなこと考えてるとどうしようもなくなってきます。 今年は広めに植えることには了解したらしく、皆してくれているのです。 それだけで進歩です。来年、また同じこと言わなくてはならないのですが。 けれども、手植えなのですが、速いのです。 私は遅いし、腰が痛くなるので全然できません。応援が仕事になってきました。 2日くらいで2haくらい田植えしてくれます。 今年は毎月田植えをする予定です。

1年のスタート

まだ昨季の稲が終わっていませんが、今雨季の作付のための種まきを始めました。 少し前に1年が終わりそうです。と思ったのにもう一年のスタートです。 一年中寒くならないのでずっと作付できるメリットがありますが、休みにならないデメリットもあります。 また、いつでも作付できるから明日でも大丈夫という気持ちにもなります。 日本だと作付が遅れると収穫期に寒くなれば収量できない可能性があります。 それが性格の違いになって表れていると思います。 今年は月一作付に挑戦してみます。 毎月新米が食べられるようにがんばります。

フィリピンでは地べたに座るといけないらしい

夏真っただ中のフィリピン。 めちゃくちゃ暑いです。 日差しは強く、気温が非常に高いのです。 近くと都市ではフィリピン観測史上、最高気温を記録したそうですが、何度か知りません。 フィリピンのテレビでは気温よりもHeat Indexというものを用いて暑さを表現しています。 なんだか、日本で言う不快指数みたいなものらしいのですが、それが50何度と言うと、皆、50何度もあったのよ。と言うのです。私は気温を基本として考えているので、そんなこと言われるとびっくりします。 きっとHeat Indexのことなのでしょう。 … 圃場で仕事をしているときに地べたに座っていました。 皆、新聞紙や、袋、なんでも敷いてその上に座ります。 敷くものの方がズボンよりきれいなのに何でなのか。疑問でした。 それだけフィリピン人はきれい好きなのかと思っていました。 私は地べたに座っていました。いつも新聞紙なり、敷くものを渡してくれるのです。 ある時、何でなのかという話になりました。 皆が言うには、 地面が暑い。 地べたに座ると、その熱気がケツの穴を通って体の中まで達する。 そのため、おなかが痛くなる。 というのです。 不思議な話です。 熱気でおなかが痛くなるのか疑問ですが、そんな話らしいのです。 ちょうどその時、私は腹痛でした。 まさか、事実かもしれないと信じてしまいました。 … 熱気は別としても、地べたに座ると菌なども含めて危険な気もしてきました。

緑豆の収穫

この地域では稲作を2回してその後、緑豆を作付する農家が多いのです。 というのも、3作目も稲作は可能なのですが、灌水のコストが高くなり、合わな いというのが理由の一つです。 今年は3作目の稲作をしているところがちらほら見えます。 昨年12月に台風が来たので、地下水がまだあると推測したのかもしれません。 私も、試験で3作目を行なっています。 問題点として 灌水の問題。それによる雑草 イネの高温による生長遅延と高温による生育期間の短縮。 それによる収量低下。 を予測しています。 … 緑豆の収穫を行いました。 中国やオーストラリアでも生産されているらしいのですが、もやしの原料になっ たりもします。 フィリピンでは完全に手作業。 この圃場は2haありますが、手摘みで収穫します。 通常、収穫は2-3回行われます。 収穫後、乾燥させて種子がはじけるようにします。 そして、棒でたたいて乾いた鞘から種子を取り出します。 その後、風を使って鞘の破片やごみなどを取り除いていきます。 この地域ではまだ機械は導入されていません。 収穫は、数回行うので収穫機は使えなさそうです。 その後の脱穀等、何かあるのではないかと考えています。 イネでも脱穀機があるのに、どうして緑豆にはないのか。 きっと他地域ではあるはずなのですが、どうしてこの地域にはまだないのか。 等と思いながら、彼らの作業を眺めています。 風物詩と言えばそうなのですが。 合理化というものが風物詩を減らしているのかとも感じました。

今季最後の圃場

乾季の最後の圃場の収穫を終えました。 今年もなんとか終わりそうです。 この圃場は急きょ、借りて作付を行いました。 というのも試したかった品種があったからです。 毎作、作付をしている品種は冷めても柔らかい品種で美味しいのですが、試験的に作付したこの品種は香り...