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イネの栽培法

日本での稲作はへの字栽培が収量が高くなって良いとか本に出ています。

最初肥料を控えて途中から大きくさせる栽培方法です。

フィリピンでは最初に肥料を効かせて大きくします。

なぜかと言うと雑草より早く稲を大きくしたいからです。

ある程度大きくなって水田が稲で隠れると雑草もあまり生えてきません。

田植えも株間を20㎝かそれ以下と狭いのです。

それも雑草対策の一つかもしれません。

実際は株間が広いほうが稲が大きく育って良いのです。

やはり、稲作において雑草は一番問題となります。

農薬も撒きますが、保険程度です。撒かなくてもいいような気もします。
特にフィリピンの品種は病虫害に強い気がします。

雑草はどうしようもありません。すぐに大きくなってしまいます。

だから、先に肥料を効かせて大きくしたいのです。

水管理も重要なのですが、水田が平らでないのでなかなか難しいのです。

そうかんがえると、日本の水田は雑草の種子が少なく、しかも平らで水管理が比較的簡単だと思います。

それだけ長い時間をかけて圃場をきれいにしてきました。



フィリピンでしか農業経営をしたことはありませんが、日本の農業は基盤整備されたうえでの農業だとみています。

圃場にしても技術にしても先人からの積み重ねと引継ぎがあるからこそあれだけ整った環境で農業ができるのだと思います。

それを維持して未来に引き継がなくてはなりませんし、向上もしなければいけません。

フィリピンでも良くなるように頑張らないといけません。

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