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経験と体験と人生

あいだみつおはやっぱり言葉に重みがあるね。という会話を思い出しだ。
その時は若い人の含蓄あるっぽい詩みたいなのに対してつっこんでいました。

やっぱり経験の差なのかね。という話だったと思います。
確かにおじいさんと若い人たちとでは経験に大きな差が出ます。
そこからにじみ出てくる言葉というものには重さが全然違います。

その時私は20代でした。そこから幾年も年が過ぎましたがまだまだ若いです。
そんな私が経験豊富な老人に勝てるのは夢と体力だけです。他は勝てません。お手上げです。
逆にそれだけでも勝てるという自信があります。

それでもそこそこに年を取ってきました。あんなこと言えるのはここ数年かもしれません。でも頑張ります。あと10年20年同じこと言えるように。
それとともに経験値も増えてきました。

経験等のはそんじょそこらの若者が言うような経験ではありません。5年10年続けてきたというのが経験です。
ちょっとインターンに行ったとか、世界一周行ったとかいうのはただの体験です。ちょこっと滞在しただけでは住んでいるのとはぜんぜん違います。
もちろんやらないよりはやった方がダントツに良いとは思います。

そこをはき違えて経験が大事と言っているようではまだまだだと思っています。
1年生が3年生に勝てないのです。
3年生も5年生には勝てません。
5年生も10年20年のベテランには勝てません。

長く続けてきたものに経験値がつくと思っています。
それが経験だと思っています。

わたしはまだまだこの国に住んで10年生くらいです。農業経営を始めてまだ4年生です。先輩方はたくさん存在します。経験では勝てません。でも体力は上から数えたほうが早いくらいにはなっていると思います。そしてまだまだ夢の見れる年でもあると思っています。
がんばるぜぃ。

というようなことをヨーロッパでの雑談を思い出しながらテンションだけ上げてみました。

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もち米などの収穫

今年の雨季作、最後の収穫終えました。
最後はもち米でした。
もち米は、一般のイネに比べて収穫までの期間が長いのです。そして、丈も大きくなります。
今回のもち米は150㎝くらいになりました。
これらのことから倒伏の危険性が随分高くなります。

今回は半分以上倒伏しましたが、ある程度の収穫はできました。
一部、完全に水に浸かった場所があり、そこは後日手刈りをしなければいけないのですが、昨日雨が降らず、本日も小雨で切り抜けられたので、またまたお天気に恵まれました。ラッキーですね。

明日からモミの乾燥をします。
毎作、天候など栽培条件が違うので全く同じものが生産できるということはないので、実際食べてみない事には正確なことは言えませんが、このもち米は美味いです。
一般にスーパーなどで売られているもち米よりも粒が大きくてモチモチ度が満点です。

おはぎや赤飯、お餅などいろいろ作れてしまうので面白いおコメです。
ご注文等あればご連絡ください。



ちなみにタイトルがもち米”など”…としました。
私はもち米しか収穫しませんでしたが、子どもたちはいろいろなものを獲っていました。


その一部です。
ネズミ。
そのほかにも鳥(名前を知らないのですが、あんまり遠くまで飛ばない鳥で30㎝くらい。)
やカエルを獲っていました。
毎回、よく見る光景ですが、今回は豊作のような気がします。


大人も混じって俊敏に走り回る光景は最高におもしろいです。
いつものんびりの彼らがこの時ばかりは全力疾走します。しかもぬかるんだ水田で。
子どもの身体能力はすごいです。日本の子どもでは収穫物は0でしょう。
こうやって子どもの時から足腰を鍛えないといけないですね。

熱帯での日本米生産が難しい訳

過去に何度か縁があって日本米の生産をトライしたことがあります。

なかなか思ったようにはいかないのが実際です。

田植え後、2週間もすると出穂が始まる株があります。
分げつが非常に少ない。
大きくならない。

結果、単位面積当たりの収量が非常に少なくなり、利益が出ず、続けられなくなってしまいました。

原因として、

出穂までの積算温度。
出穂に関係する日長。

が大きな要因となっています。



積算温度が関係するならば、暑くないときに作付する。
というか、この地域ではしない。
日長が問題ならばどうしようもありません。蛍光灯をつければ良いのですが、それだけの投資に見合う商売では決してありません。



ここからもしこの地域で栽培するならばどうすれば良いのか。

穂ができるまでに大きくさせる方法を考えなくてはなりません。
肥料なのか水なのか。
もしくは、品種の選定が必要でしょう。
日本以外の国で栽培されている日本米は面白いと思います。



困難な場所でそこまでして日本米を生産する意味はないのかもしれません。やはり適地適作ですが、ちょっとした遊びで続けて思ったように生産してみたいものです。

お餅を食べたいが為にモチ米栽培しています。

以前、フィリピン人から譲り受けたモチ米の種子。
名前も知らない品種です。
今作で4代目かな。毎年栽培しています。
儲かるからというわけではありません。
このモチ米、モミが非常に大きいのです。おコメにしても大きく丸い品種なのです。
さらに、お餅を作れる素晴らしいおコメです。
自分がお餅をフィリピンで食べたいが為に栽培しているのです。

今作は1ha。同じ時期に田植えをした普通のおコメより3週間くらい遅い10月下旬の収穫になりそうです。
収穫後、試食のための餅つきをして、12月に鏡餅など作る予定です。

1ha分、全部お餅にして販売したいのは山々ですが、どこにそんなマーケットがあるのやら…。