たまに、日本語のフリーマガジンを見るのですが、広告のほとんどは日本食レストランだということが目につきます。
日本語の雑誌なので日本人向けなのですが、それでもこんなにも多くの日本食レストランがマニラにあるのかと思うと、日本人だけでなくフィリピン人も足を運んでいるのだろうと予想がつきます。
食に保守的だと言われていたフィリピン人も経済発展で豊かになって、珍しいものを食べたいと思うようになったのだと思います。
大きな市場で野菜を見ていると以前は見なかった野菜がどんどん増えてきています。それだけ需要が出てきたようです。
品質も良いもの悪いもので価格がだんだん大きくなっているようにも思えます。以前は、形があれば良かったという印象ですが、だんだん大きいもの、見た目の良いものの需要が増えてきているようです。
優秀な農家はそれに対して行動を起こしていますが、まだ多くの農家はそこまで見えていなく、今まで通りの方法で今まで通りの考え方で動いています。なかなか新しいことに踏み込む勇気がないようです。もしくはまだそんなに困っていないのかもしれません。
流行に乗ってすぐに大儲けできないのが農業です。やはり生産技術と土地の資本が重要な商売です。一つの道をこつこつと進んでいく方が長く事業を継続していく秘訣なのかもしれません。それでも、新しい事にどんどん取り組んでいかなくてはならない時代にはなっています。
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