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Long long time ago...

今日和。
ここIngersheimはDemeterです。
毎朝、Frau Thunの書いている星の運行表、Demeterの聖書 Aussaat Kalendarか
ら1日が始まります。
"Frau Thun schreibt Heite..."
かっこいいSebastianの声から始まります。

あ、ほんとうは朝ごはん食べてそのあと、みんなで手をつないで
"Wir danken..."

それで、Aussaat Kalendar.

で、Michaelが黒板の前で書記長。

Georgが今日どれだけGemu"se収穫するか言います。Hako, Paksan.
量次第で Oh...とショックを受ける人たちがいます。

続いてGeorgとPhilippとが主で今日すること必要なこと。
次々と黒板に。

で、順番で今日することを決めていきます。だいたい黒板にあることから自分で
することを決めてく。

私は基本オタクなので最初にやったGewächshousの仕事ばっかり選びました。

なので、Gewächshous Meisterをひそかに目指しました。

そんなこんなのIngersheimにはいろんなおもしろい人がたくさんいます。

遠い目をしたGeorg. Cheff
マリオPhilipp. Gewächshousが主なので私の直属の上司。
おじさんSebastian.ちょっと怖い

この3人がIngersheimの頭。

で労働者たち。

ウシ担当Gerhalt. パイプがかっこいい。
牛乳瓶めがねDaniel. 奥さんがいる。
不思議Michael. 奇妙だけれど良い人。
やんちゃRobert. なかなかかっこいい。
怪しいKonrad. でも何でもちゃんと教えてくれる。
裏のボスTanija.働いてる人たちは頭が上がりません。いつもおいしい、たまに
しょっぱい、Mittagessen作ってくれるので。

あと、研修生が来たりNiko und Andi。大学出とか、外国からとか。Anthroposophieの人たちも。

Demeterでは怪しい 星の力を土に蓄えます。星座を基にした月の位置、惑星の位
置から。なのでAussaat KalenderはWichigestenです。
惑星には神さまが住んでいます。だから、ほかの神さまとの位置関係で力が変わ
るんです。

で、それによって果菜類、葉もの、根っこものの種まきの日を決めます。月が地
球に一番近いときと遠いときは畑の作業はだめらしい。でも現代はそんなこと
言ってられません。だいたいで。

Präparat. 素晴らしいものです。星の力を土に効率よく吸収させる役割を与え
るもの。
秋分にウシの角にウシのうんこを入れたり、Kamilleの腸詰とか、タンポポを腸
で包んだやつとか。とか。
それを畑に埋めたり日陰干ししたり。

で、一冬越してパワーを蓄えます。
で、春にSpritzen. 大きいバケツ(陶器のもの)に雨水を入れてにPräparatを小
指に乗るくらいの量入れます。
で、Rühren.
1時間くらい。天の力を呼び寄せています。

で、Spritzen.ブラシでその液体につけて畑に向かって、ペッペッ・・・

それが主なPräparat.

補助的なのでBrennnessel Tee.とかねずみ避けのねずみの灰。金星がさそり座の
ところにあるときにねずみをやっつけ直火焼きで灰を作ります。それを畑にぱら
ぱら。ねずみが畑からいなくなります。

Schneckenも畑でよく問題になります。苗食べるので。そこで、夜、Rhabarberの
大きい葉っぱをSchneckenの歩きそうなところに設置。で、朝早く薄暗いうちに
Schnecken捕獲。すかさずバケツへ。で、集めきったらバケツを封印。ふたをし
ます。で、1週間か2週間放置。 Schneckenが液体になっています。臭い・・・そ
れをSchneckenが来てほしくないところにまく。Schneckenはもう来ません。


そんなこんなのIngersheim.
ここにいると思います。

科学は万能ではなかった。小さい人間の頭で作っただけの理論なんだと。
今の科学では解明できない力があるということを。

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