船便は、農産物の輸出物流の新たな流れ? | 農業メディア アグリフード
生鮮野菜を船便で輸送する技術ができているそうです。
今までなら、遠くの国との流通は時間がかかるので生鮮野菜の流通はあまりなかったと思います。
フィリピンからはバナナ、マンゴー、野菜ならオクラが日本へ行っていますが、マンゴー、オクラは空輸便だそうです。
フィリピンへはアメリカからレタスが輸入されるようだと以前記事にありました。
その時は、飛行機でレタスを運んで採算が合うのかと疑問でしたが、船便が可能だとするとあり得る話です。
フィリピンは特に雨季、野菜の値段が高騰します。特に高原野菜は非常に高いのです。
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日本郵船グループは野菜や果物をアジアに船便で運ぶ事業を始める。コンテナ内部を低温・低酸素状態にして鮮度を保ち、輸送費は航空便に比べ10分の1程度に減る。傷みやすい果実や葉物野菜など航空便では採算に合わない青果物も輸出できるようになる。
輸出が可能であるならば逆も然りなのです。
ただ、日本の生産性は素晴らしく良く、現在の為替相場なら日本農業野菜、果物部門は負けないように思います。
輸出で新興国の富裕層をターゲットにできる力はあると思っています。
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今後、流通技術の発達で世界の中でどんどん適地適作化していきます。
その中で日本農業はどこの位置に立つのか。フィリピン農業はどの部分で戦えるのか。
世界を見て、決めていかなくてはなりません。
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