だいぶ山奥まで行かせてもらいました。 1年前に電気が開通した村でした。 高床式の住宅で、台所に火をたく所があります。 いとをかし。 ・・・ ほとんど自給自足の世界。 子どもに学校へ行かすのにお金がかかる。 電気が来たから、テレビもラジオも電灯もある。 電気にもお金がかかる。 現金収入が必要。 今までの暮らしが一変する。 ・・・ 電気が来る前来た後の違いを妄想してみた。 ・・・ おばちゃんが朝にミロを出してくれました。ビスケット付き。 自給自足ではあり得ない商品なので、きっと気をつかってくれて最高のおもてなしだったのではないかと思う。 しかしながら、わたくし町の人にはそれよりも皆さんがいつも飲んでるコーヒーとお菓子が良かった。 ・・・ 村の人が言った。 ここは貧乏でなにもない。 ・・・ そんなことはないと、町の人は思う。 自然があって、時間があって、食べ物があって、 そんな素晴らしい場所は町にはない。
Ein Brief für dich, wer irgendwo in der Welt wohnt