Skip to main content

Posts

こっちはこっちでウイルスにやられています。

巷ではコロナウイルス、武漢ウイルスが蔓延していますが、私の菜園ではモザイクウイルスが蔓延しています。 はぁ。困ったなー。 モザイクウイルスはいろいろな種類があります。 ズッキーニ、きゅうり、スイカ、ウリ科の他にもトマトなどナス科につくやつダイコンにつくやついます。 だいたい全部、コナジラミやアブラムシ、植物の汁を吸うやつらが媒介して伝染します。 昨年もこの季節から蔓延しました。昨年は殺虫剤を頻繁に散布しましたがほとんど効果がなかったような感じです。今年は殺虫剤散布しません。もうね、散布して目に見える効果が出たら散布しますが、効果ないような感じがするのです。 ただ、今年は無農薬ですがアブラムシは減った気がします。 なぜだろう。 てんとう虫かなー。娘がてんとう虫で遊んでいます。 今日はウイルスに感染した株を抜いて燃やしました。放っといてもそこから伝染するし。 ウイルスというやつはなんなのか。 宇宙人らしいのですが、なぜ生物を変異させるのか。共生しないのか。 なぜ伝染するのか。 植物の免疫機能はどうなのか。 ちなみに、モザイクウイルスは種子感染しないみたいなのです。 さてさて、この菜園には何が足りないのか。何が過剰なのか。
Recent posts

フィリピン国内の移動は困難な状態です。

参りました。 コロナウイルス、武漢ウイルスのおかげでルソン島の移動がだいぶ制限されています。 ウイルスの拡散を防ぐ目的で長距離移動、街への移動もチェックポイントがあり、警察の検問があります。 レストランなども閉まってテイクアウトのみの営業のようです。 そんなこんなで、影響ダダ受けです。 レストランに卸していたものがキャンセル、町のマーケットに出していたものも持ってこなくて良いよ。と言われ。 それでも野菜は毎日生長します。収穫も毎日あります。 どうすれば良いのかなー。 こんなにいっぱいズッキーニ 食べられないし。 ちなみに、ズッキーニ のレシピとしては 炒め物 カレー 天ぷら コロキソケフテデス →ギリシャ 料理でフリトーみたいなもの。検索してね。 南蛮漬け オイル漬け など。 ウリ科だけれどナスみたいに使えます。 南蛮漬けに入れるとキレイで良かった。これは黄色だしね。 なかなか保存もできるし良い気がします。

カレーにダイコンを入れてはいけない。

まずい。入れてはいけない。 カレーを不味く作りたいならダイコンを入れるべき。 しかも千切りに。 カレーの具は大きく切ったほうがうまい。 間違ってカレーにダイコンを入れて不味くしてしまった場合、どうすべきか。 和風にする。 ダシと醤油で味をつける。 はぁ。参ったなー。せっかくの貴重なカレールーがこんな風に使われるなんて。

フィリピンの農産物流通は発展するのか

日本から農家の方がやってきた。   小さいながらもニラの畑を見ていただいた。 1反するだけでも大変だと仰っていただいた。 何が大変かというと収穫後の調整が大変なのだ。   黄色い葉や汚い葉を取り、それを日本なら一袋ごと入れていく。 そんな話になった。   フィリピンではもちろん汚い葉を取り、きれいにする。パッキングは現在、500gごと、10kgごとと大きな量でパッキングしている。ほんの少しだけ100gで包装している。 そのほんの少しの100gパックは手間がかかっている。   10kgパックのものも最終的には小さな束になって売られている。それはマニラの業者が小分けをしている。   なぜあちらでするのか。こっちでした方が儲かるのに。と日本の農家は言った。   スーパーの場合、直前に外で置きっぱにされるからその後に、パックしないとダメになったものがもったいない。という理由で棚に並ぶ直前にやっている。という話をした。   …   これを改善するにはどうすれば良いのか。 スーパーまでコールドチェーンを繋ぐか。 それはどうすればできるのか。 誰がするのか。 スーパーなのか? 他店舗より良いものを置きたいのか? フィリピンのスーパーは基本的には場所貸しである。 そこに出している業者は儲けを出したいから考えているのであろう。 スーパー側はどれだけ考えているのか。 場所貸しはそれだけでお金になる。 そんなところが先進的に施設に投資してコールドチェーンをつなぐことができるのか。   そう考えるといつ誰がどこで一歩先へ進むのか? そのきっかけは何か? 消費者の声なのか?   きっといずれそういった時は来る。 それはきっと生産者側からではないような気がする。 消費者の要望が出てそれに伴って川下からしぶしぶ変わっていくのだろう。 後ろ向きではあるが、日本ではどうだったのか?

フィリピンの教育制度の一部。

子どもが幼稚園に通うになりました。 午後の2時間だけですが、なんだか子どもが幼稚園に取られた感じがして淋しいこの頃です。 それでも、子どもは楽しく通っているようなので安心です。 フィリピンの学校制度は日本と大きく違います。 小学校一年生の前の一年間も義務教育らしく通わなくてはなりません。 小学校は6年間。 その次の中学校にあたるところが4年間。 その次の高校にあたるところが2年間。 そして大学校が4年間、専門によって6年間。 大学4年生で卒業が普通は22歳です。 数年前までは2年間あるSenior High Schoolがなくて20歳で大卒でした。 それでは海外の教育制度と大きく異なるということから2年分増やしました。 学年初めはなんだか統一されていないらしく、私立は9月から、公立は6月からと聞きました。 不思議です。 甥っ子は小学校へ行く年ですが、その前の学校に行っていなかったので一年遅れて今度入学するようです。 不思議です。 ここ最近は雨季で台風が来ます。 幼稚園などでは台風の強さSignalが1でもあれば学校は休みになります。 というか、州知事、町長、区長が休みを宣言します。 それをラジオで放送します。 ラジオを聞いていなかったら知らず学校に行くことになるかもしれません。 不思議です。 うちの近くは1日学校があるようです。 農場のある別地域は半日しかないようです。 先生の数に比べて生徒が多すぎるから半日、半日でやっているようです。 同じ国内で学校に通う時間が違うみたいです。小学校6年間なので単純計算で3年分の差が出てきてしまいます。 不思議です。 教育制度としてはきちんとされています。 それでも、現場は大きく違うのかもしれません。 地域によって違う。 公立、私立によって違う。 日本のような平均を取れる国ではない国フィリピンである理由の一片かもしれません。

小学校からの訪問者

日本人学校の生徒さんたちが田植え体験に来てくれました。 総勢70人。 1時間弱と短い時間でしたが、楽しんでいってくれました。 都会の子どもたちで裸足で土を歩いたり水田に入ったり、普通ではできない経験だったと思います。 毎年、課外実習の一環でオクラの収穫やパッキング、精米所などを見学、体験してくれているのですが、今年初めて、この時期に田植えの体験を組み込んでくれました。 ここでの先生は、私の圃場で働いてくれている人たちでした。中には彼らの息子もいて両方にとって刺激のある時間だったはずです。 これに関して、知人と話しをしましたが、その中で、彼ら小学生の家は駐在員などで彼らのメイド以下の収入でこっちはやっているのに。などお金に関する話になりました。 果たして、自分自身どうなのか。なぜ、フィリピンで農業をやっているのか。自分の子ども、家族はどうなのか。改めて考える機会になりました。 なぜ、フィリピンで農業をしているのか。 フィリピンが好きだし、農業も好きだから。 なのですが、生活もしていかなくてはなりません。 フィリピンドリーム的なものを目指しているのか。 ただ、ここで農業をやっていることを足跡を残せるような仕事をしたいというのは本心にもあります。 … そんな悩みを吹き飛ばしてくれる子どもたちの笑顔がありました。 子どもたちの笑顔で元気づけられるような機会を続けていきたいですし、もっと増やしていきたいと思っています。

20年30年フィリピンで農業で食べていけるのか。

フィリピンで農業をやって6年。まだまだ納得いくところまでいけていませんが、切り崩しがないところまでセットアップしてきました。 これも皆さまのご支援のおかげです。 ここから、再び気を引き締めていろいろな形を作っていきたいです。 最新頭痛の種です。 農場の地主から今、2年分の契約があるけれど次は更新しない予定だと告げられました。 もし、長く使いたければ、4月末までに追加の2年分払えば大丈夫だ。とのことです。 いやいや、急に言われてもすぐに大金なんか準備できないし。まとまって入るお金もないし。 まいったなー。 今使わせてもらっているところは今年で4年目。愛着がある場所でもあります。 地主曰く、自分たちで管理したいということなのです。 ただ、支払期限があまりに急すぎるのです。 何かあったのかもしれません。 急にいろいろ話が出てきたのか。 急にお金が必要になったのか。 順風満帆とは程遠くまでうまくいくことはないですね。 これに付随していろいろ不安が出てきました。 土地の問題。どう解決するか。新しく探すのか。もしくは土地を買うべきか。 新たに借りるにしても将来同じような問題(次は貸さない)が解決したわけではありません。 買うべきか。それだけの長期の投資がフィリピンでできるのかどうか。 ニラというニッチなマーケットで生きています。それが今後20年30年続くものなのか。 次の一手をどう打つべきなのか。 ニッチなマーケットで攻めるのか、一般のローカルマーケットで攻めるのか。 どの品目で行くべきなのか。 先行き不安な課題点はフィリピンだけのものなのでしょうか? 日本の農家の方々も同じような問題があるのでしょうか? 先行き不安な土地問題と先行き不安なマーケット問題。 この根本にあるのは自営業ということなのか。もしくはフィリピンという異国の地ということだからなのか。 すぐには解決できない課題が目の前にあります。