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フィリピンの教育制度の一部。

子どもが幼稚園に通うになりました。
午後の2時間だけですが、なんだか子どもが幼稚園に取られた感じがして淋しいこの頃です。
それでも、子どもは楽しく通っているようなので安心です。

フィリピンの学校制度は日本と大きく違います。
小学校一年生の前の一年間も義務教育らしく通わなくてはなりません。
小学校は6年間。
その次の中学校にあたるところが4年間。
その次の高校にあたるところが2年間。
そして大学校が4年間、専門によって6年間。
大学4年生で卒業が普通は22歳です。

数年前までは2年間あるSenior High Schoolがなくて20歳で大卒でした。
それでは海外の教育制度と大きく異なるということから2年分増やしました。

学年初めはなんだか統一されていないらしく、私立は9月から、公立は6月からと聞きました。
不思議です。

甥っ子は小学校へ行く年ですが、その前の学校に行っていなかったので一年遅れて今度入学するようです。
不思議です。

ここ最近は雨季で台風が来ます。
幼稚園などでは台風の強さSignalが1でもあれば学校は休みになります。
というか、州知事、町長、区長が休みを宣言します。
それをラジオで放送します。
ラジオを聞いていなかったら知らず学校に行くことになるかもしれません。
不思議です。

うちの近くは1日学校があるようです。

農場のある別地域は半日しかないようです。
先生の数に比べて生徒が多すぎるから半日、半日でやっているようです。
同じ国内で学校に通う時間が違うみたいです。小学校6年間なので単純計算で3年分の差が出てきてしまいます。
不思議です。

教育制度としてはきちんとされています。
それでも、現場は大きく違うのかもしれません。

地域によって違う。
公立、私立によって違う。

日本のような平均を取れる国ではない国フィリピンである理由の一片かもしれません。

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