今季は3つの圃場を使って稲作を行なっています。
全て別々の管理人を付けてやっています。
最初の圃場はそろそろ出穂が来るところで2つ目と3つ目の圃場は田植えを終えて約2週間というところです。
最初の圃場は、多収性品種なのですが、現段階でイネの生長も良く、収量に期待が持てそうな状況なのです。
作業のタイミングや天候に恵まれているのが、一つの理由かもしれないのですが、今季のここの管理人は頻繁に水田を見ているようなのです。
当たり前の事はフィリピンでは素晴らしいことなのです。
私も見ているのですが、毎日というわけにはいきませんが…。畦によく雑草が置いてあるのです。根っこが出ているので水田の中の雑草だったのでしょう。そして畦も草刈りをしてきれいにしているわけです。
聞くと、毎日見てやっているそうです。
これは素晴らしいなと感じました。
毎日続けてやっているそうです。本当に毎日かどうかは不明ですが、以前より、頻繁に見て管理してくれています。
2つ目3つ目の圃場の管理人はたぶん、そんなに見ていないのでしょう。畦の雑草も多いし、水田も見た感じが雑なわけです。
これは大きな違いです。毎日、1時間で作業をして圃場を見てくれているだけでもいろいろ発見があり、適切なタイミングで作業ができるのです。肥料のタイミングであったり、灌水の準備であったり。
日本人でも毎日時間を取って何かをするということは難しいことだと思います。それをやってくれていることに感動しました。素晴らしい。
この行為をどう他の者たちにやってもらうか。
…
フィリピンに住んでいて、どんな人が良いのか自分なりの指標があります。
1.口が達者なやつには注意する。
2.地味な仕事をしている。
3.同じことを継続できる。
もちろん、うそをつかないとか悪いことをしない。というのは当たり前ですが、こういった地味な性格のやつはなかなか良いやつが多いと感じています。
Ein Brief für dich, wer irgendwo in der Welt wohnt