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発展するということは不安を減らしていくということなのか

とふと思った。

日本は、戦後、食糧がないから生産した。そしていろいろな技術革新で便利に生きられるようにいろいろなものを作った。物も、医療も、制度も。

日本の医療は信頼できると思う。中身は知らないけれど。きちんと治してくれる。少し前は、体内に置き忘れがいろいろニュースで出たけれど。

福祉制度も今は問題だと言われてるけれど、年金とか保険があればお年寄りになっても安心できる。今は安心できないので安心できたんだろう。

車が便利で道路もたくさん作った。

電気が便利で送電線がたくさんあって発電所もたくさんある。

そんなこんなでいろいろな物が生産されて不安を減らしていくように便利になるように発展したんだろうと思う。

そんなこんなで、今は、いろいろ不安がいろいろ出ていた。経済悪化で。先が見えないことは不安すぎる。

・・・

日本に比べると、フィリピンは不安なことが多いと思う。元気なときは良いけれど、病気になったら病院に行く。薬が強すぎる。きちんと治してくれないことがたまにある。おじいさんになったら病院の経費が大変。とかとか。

たまに、停電になる。たまに電話の通じが悪い。たまに水が出ない。たまに郵便物が届かない。物を勝手に持って行く人がたまにいる。野菜の値段がめちゃ高かったり安かったり。いろいろ安定してないことが多い。

鉛入りの燃料を使ってる。下水がない気がする。浄水はなく垂れ流し。

でも日本が通ってきた道といっしょと思う。いろいろ改善して発展するんだと思った。

その代わり、家族を大切にする。お年寄りを大切にする。子どもが多い。今の日本には少なくてこっちにはある良いところもある。

もし、日本みたいに発展していくならそういった良いところが減っていくのかもしれない。

・・・

最終的に、生きるのに大切なものは自分の近いところにある。のが安心できると思った。大切なものが遠くに、信頼できない部分にあると不安になる。

・・・

大切なものが近くにあるような生き方がしたい。

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