フィリピンの田舎の方、特に稲作地帯ではいまだにおコメを通貨代わりとして 使っています。 労働者への支払い、農業機械委託代金など。ボーナス代わりにおコメを渡す企業 もあるそうです。 まるで江戸時代のようです。 … そこで私はなん石の主なのか考えました。 … そもそも石とはどれくらいなのか。 日本特有の尺貫法です。 wikipedia - 石 (単位) より 1石は下位単位では10斗にあたり、同じく100升、1,000合に相当する。日本で は、1食に米1合、1日3合がおおむね成人一人の消費量とさ れているので、1石は 成人1人が1年間に消費する量にほぼ等しいと見なされ、示準として換算されてき た(1000合/1日3合で333日分)。面 積を表す日本の単位である反は、元は米1石 の収穫が上げられる田の面積として定義されたものであった。 10合=1升 10升=1斗 10斗=1石 1合は wikipedia - 合 より 精米の状態により異なる。また水分含有量によっても変化する。古米は水分が少 ないので、新米より軽い。 籾1合(約110g)→精製→生玄米0.5合(約78g)+ 籾殻0.5合(約32g) 生玄米1合(約156g)→精製→生白米5/6合(約125g)+ 糠1/6合(約31g)(湿潤時 の場合) 生白米1合(約150g) 炊飯すると、体積・重量とも約2.2倍に増加する。約150gの白米1合を炊飯する と、約330gになる。 以上は実測値だが、一方で計量法では米1俵 = 60kgであり、また2俵半(150kg)で 1石 = 1000合 と決められている。割り算して1合 = 150g となる。キロに換算 すれば、1kgの米は、6.6合強である。 1合=白米150g そこから計算すると 10合=1升=1.5kg 10升=1斗=15kg 10斗=1石=150kg となります。 … 私は昨年、2作で約400袋の生籾を収穫しました。 少ないのですが、これを基準に考えます。 日本は1作なのにフィリピンでは2作で考えられます。ラッキーですね。 400袋というのは白米にして約1トン。 約7石という計算になりました。 まだまだ最下級兵士です。 ...